「性的」批判を一蹴 ローリング・ストーンズMVで妖麗ダンス披露の米女優、胸元露わな大胆衣装は「自分で選んだ」
シドニー・スウィーニー(2022年10月17日、ロサンゼルス) DFree-Shutterstock
<大胆な衣装でローリング・ストーンズのMVに出演し、官能的な演技を披露したシドニー・スウィーニー。「性的だ」との批判が上がるなか、本人は「キャリア最高の仕事だった」と振り返る>
女優シドニー・スウィーニーが、ローリング・ストーンズの18年ぶりとなるオリジナルアルバム「ハックニー・ダイヤモンズ」からの先行シングル「Angry」のミュージックビデオ(MV)を巡り、「性的対象にされた」との批判に反論した。
【動画】美ボディ爆発! 胸の谷間を露わにし、車の上で転げ回るシドニー・スウィーニーの官能的な姿
セックスやバイオレンスなど過激な描写で一大センセーションを巻き起こしたドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』でブレイクしたシドニーは、大胆な肌見せで話題になることも多く、美ボディの持ち主として評判。そんな彼女が、レザーのビスチェにスタッズが付いたホットパンツと星型にカットアウトを施した大胆なボトムを纏い、真っ赤なオープンカーの上で胸の谷間を露わに転げ回る官能的な姿を「Angry」で披露したのだから話題にならないわけがない。
世間の「性的対象」との捉え方に異論
ロサンゼルスのサンセット・ブルバード沿いに次々と現れるストーンズのメンバーの姿を映し出すビルボードをオープンカーに乗って眺めながらリズムに合わせて体を揺らすシドニー主演のMVが9月6日に公開されると、大きな反響を呼んだ。
「曲もMVも最高」「シドニーの起用は悪くないアイデア」「シドニー+ローリング・ストーンズ=完璧」とストーンズのファンの間では評判が上々だったが、「若い女性をモノのように扱う恐ろしいMV」と英国の人気ロックバンド、ブラーのフロントマン、デーモン・アルバーンが仏誌に語るなど、一部で「性的だ」と批判の声が上がっていた。
過去のインタビューで「胸が大きくて、ブロンドという以外は何もない」という世間の誤解を解きたいと赤裸々に告白したことがあるシドニーは、このほど英グラマー誌のインタビューに応じ、「性的対象」との世間の捉え方に異論を唱えた。
「ストーンズのMVに出られるなんて、クールでアイコニックなこと」「すごくイケていた」と述べ、動きはすべてフリースタイルで、衣装も数多くあった候補の中から自らが気に入って選んだものだとコメント。「警察にエスコートされてサンセット・ブルバードをオープンカーの上に乗って疾走するなんて、他に誰ができるというの?」と述べ、自身のキャリアの中でも最高の仕事だったと振り返った。