「あれ?格好いい...」68kg減量に成功した女性、衝撃的な「肉割れ線」を披露したところ大好評に
Woman Shares Reality of 150lb Weight Loss With Permanent Deep Stretch Marks
Dmytro Flisak/Shutterstock
<医学的には線状皮膚萎縮症と呼ばれる「ストレッチマーク(肉割れ線)」。あまりに深い模様が、クールなトラ柄みたいだと評判に>
体重が減ると外見も劇的に魅力的になる――という人もいるかもしれないが、約68キロのダイエットに成功したある女性が、過激な減量の結果として残された「現実」を浮き彫りにする写真をソーシャルメディア上で公開し、注目を集めている。身体に深く刻まれた「ストレッチマーク(肉割れ線)」だ。
■【動画】「クール」「トラ柄みたい」だと、むしろ好評を博した女性の深いストレッチマーク
TikTokユーザーの@emmaa.getsfitt(エマ)は、大幅な減量で人生が変わったし、ソーシャルメディアに投稿する自分の姿に自信が持てるようになったと語る。その一方、「完璧」とは言えない現実についても隠すことなく明らかにしている。
エマは減量による「変身前」と「変身後」の姿を撮影した動画を数多く投稿しているが、中でも最も広く拡散された動画は、約68キロの減量に成功した後に残った深い「ストレッチマーク(肉割れ線、医学的な名称は線状皮膚萎縮症)」を撮影したものだ。
胴回りに幾つも残ったストレッチマークについて、エマは「以前は大嫌いだった」が、今はお気に入りになったと書いている。この動画がTikTokに投稿されると、大きな注目を集めた。
早い段階から治療を継続することで改善できる
ストレッチマークは必ずしも肯定的なものと見なされていないが、まったくもって自然な現象だ。米国皮膚科学会は、皮膚が急激に伸びたり縮んだりしたことが原因で、真皮のコラーゲン繊維やエラスチン繊維が裂けることによって発生する場合があると説明。思春期の急激な成長や妊娠、体重の急激な変化やウェイト・トレーニングなどによりストレッチマークができることが多いとしている。
一般にストレッチマークが消えることはないが、米国皮膚科学会はクリームやローションを塗ることが治療(改善)に役立つと指摘する。できてから長い時間が経過すると治療効果が薄くなるため、早い段階から治療を始める方が効果は高いと説明している。
治療開始から目に見える変化が現れるまでには何週間もの時間がかかる場合があるが、継続することが重要だという。
エマの動画は、多くがハードなワークアウトや健康的な食事に関するものだが、ダイエットの過程を正直に記録していることを評価する声が多い。誰かが達成した変身は多くの場合、完璧なものだと思われがちだが、エマは変身を遂げるにあたって難しかったことやつらかったことについても率直に語っている。