最新記事
セレブ

「不適切」か「理想の父」か? 12歳娘と唇重ねるベッカムの「キス動画」に賛否両論

2023年10月2日(月)16時40分
千歳香奈子
デビッド・ベッカム

デビッド・ベッカム(9月27日、フロリダ州フォートローダーデール) YES Market Media-Shutterstock

<一人娘への溺愛ぶりが有名なデビッド・ベッカムだが、間もなくティーンエージャーの女の子を相手にすることではないとの批判が殺到。一方で「美しい絆」「心がとろけそう」と称賛する声も>

サッカー元イングランド代表で、現在はMLS(メジャーリーグ・サッカー)インテル・マイアミの共同オーナーを務めるデビッド・ベッカムが、12歳の愛娘ハーパーちゃんと唇にキスをする動画を公開して賛否を呼んでいる。このところすっかり大人びてきた娘とのキスは、「あり派」「なし派」で意見が真っ二つに割れている。

【動画】唇を尖らせてキスを求めるベッカムと、ごく自然に応じる12歳の娘ハーパーちゃん

一人娘として生まれたベッカム家の末っ子を溺愛していることで知られるデビッドは、9月下旬に妻ビクトリアのファッションブランド「Victoria Beckham」のショーへの出席を前にハーパーちゃんからメイクを施される動画をインスタグラムに投稿。

 

ネイビーのスーツ姿でテイラー・スウィフトの楽曲「スタイル」に合わせて体を揺すり、歌詞を口ずさみながらストラップの白いドレスを着たハーパーちゃんからメイクされる微笑ましい様子を披露した。

顔にミストを吹きかけられてメイクが完成すると、「ありがとう」と述べ、唇を尖らせてキスを求めるポーズを披露。そんな父に対し、ハーパーちゃんはごく自然に同じように唇を尖らせ、顔を近づけて軽くキスをして応じている。

過去にもたびたび話題に

デビッドはこれまでも父娘のキスをたびたび披露しているが、ティーンエージャー目前に成長した娘との口づけに「不適切」「もう赤ちゃんや幼児じゃない。若い女性」「異様だ」との声が上がっている。一方で、「パパとプリンセスの美しい絆」「女の子はみんな、自分の人生にこんな父親を必要としている」「見ていて、心がとろけそう」と称賛するコメントも多く寄せられている。

ベッカムとハーパーちゃんは、今年6月に英ロンドンで行われたハリー・スタイルズの公演会場でもノリノリに歌って踊りながらキスをしていた。また、昨年1月にはハートマーク付きで朝の散歩を楽しむツーショットを公開し、2枚目の写真で唇と唇でキスをするショットを投稿して話題にもなっていた。

10歳の誕生日には、成長を喜びながらも「お願い、これ以上大きくならないで」と娘を持つ父としての複雑な心境を綴っていたベッカム。「ハーパーに好きな人がいると打ち明けられた時のパパの顔」とキャプションを添え、空しそうな表情をする自撮りを投稿したこともある。何歳になってもパパにとっては、永遠のお姫様なのだろう。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

20250121issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年1月21日号(1月15日発売)は「トランプ新政権ガイド」特集。1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響を読む


※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


試写会
カンヌ国際映画祭受賞作『聖なるイチジクの種』独占試写会 50名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国尹大統領に逮捕状発付、現職初 支持者らが裁判所

ワールド

アングル:もう賄賂は払わない、アサド政権崩壊で夢と

ワールド

アングル:政治的権利に目覚めるアフリカの若者、デジ

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさかの密航者」をCAが撮影...追い出すまでの攻防にSNS爆笑
  • 4
    感染症に強い食事法とは?...食物繊維と腸の関係が明…
  • 5
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 7
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 8
    フランス、ドイツ、韓国、イギリス......世界の政治…
  • 9
    本当に残念...『イカゲーム』シーズン2に「出てこな…
  • 10
    オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 5
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 6
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 7
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 10
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 10
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中