【全文】元Jr.のカウアン・オカモトが「ジャニー喜多川氏の性加害」会見で語ったこと
――ジャニーズJr.にいた4年間で、ほかのメンバーで何らかのわいせつ行為、性的行為を受けた人はどのぐらいいたのか。
難しい質問ですけど......(自分が)見ているとか、隣で行われていたこともあったので、はっきり分かるのは僕以外で3名。同じ部屋にいたりとか。
でも正直、ほぼ全員だと思っている。家に来たらほぼ全員、っていう認識で僕はいる。逆に、ない方が珍しい。みんなはっきりとそういう会話をするのは嫌だと思うので、子供なので笑いながら、「あー」みたいな感じのこともあったりしたので。それも含めると、ほぼ全員じゃないかなって僕は思っています。
――当時、Jr.は何人ぐらいいたのか?
Jr.は何百人っているんですけど、ジャニーさんのマンションに行くJr.はその都度、時期によって変わってくる。ジャニーさんに気に入られていたり、入りたてで目をつけられて呼んでもらえたりすると(マンションに)いるので。僕がいた4年間で、マンションに行っていたのは100人とか、200人はいくと思います。
――誰も警察に通報しようとしなかった。
そうですね、誰も。
――刑事告発などをするつもりはないというが、何かほかの手立てを取るつもりはあるか。例えば、損害賠償請求を行うとか、あるいはほかの被害者と組織を作るなどは考えているか。
僕の願いですけど、やっぱり全員出て来た方がいいなと思っていて。やっぱりとんでもない数だと思うので、それを見ればみなさん分かるでしょう、っていうのはあって。僕は顔を出したんですけど、ほかのジュニアたちも、みんなが出てきてしゃべることはすごい大きなことかなと僕は思ってます。出てきてくれたら嬉しいなあと思います。
――ジャニー喜多川さん以外に、メンバーに対し性行為をしていた関係者はいたか。
いないです。
――ジャニーさんが今いたとしたら何を伝えたいか?
やっぱり一番は事務所の今のトップの人たちや、事務所自体に認めてほしいっていうのは大きいですね。ジャニーさんがいたら、やっぱりそこは認めて、そういうことがもうないようにしたりとか。ジャニーズだけじゃなくて、芸能界ってたくさんそういうことがあるのは分かっているので、そういうのがなくなるような方向に行ってくれたらなと思います。
――どういう意図でジャニーさんはそういう行為に及んだか分かるか。
難しい質問ですけど、簡単に言うと、お気に入りだったり、才能だったり、そういう子供たちに対して才能を感じたりとか、そういう子たちに対してそういう思いがあるんじゃないのかなと僕は思います。