最新記事

ユーチューバー

BTSと共演した韓国人気子役がYouTubeで炎上 虐待されたのは猫か少女か?

2020年2月8日(土)16時30分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

炎上してしまった人気子役のグ・サランとペットのルイ。YTN news / facebook

<人気の子役スターが、自身のユーチューブチャンネルでペットの猫を虐待? 衝撃の映像はすぐさま炎上して──>

テレビ番組制作で、視聴率を稼げる3大テーマといえば「子供」「動物」「グルメ」だと言われてきた。時代が変わってYouTubeなど個人が動画配信する時代になった今でも、この3ジャンルの人気は不動のようだ。実際、2019年一番アクセスの多いユーチューバーランキング1位に輝いたのは、たった8歳のライアン・カジ君のチャンネルだった。

再生回数も稼げて、さらにかわいい我が子を世界中に配信できるのだから、親たちもヒートアップしてときにはトラブルも起きてしまう。韓国では、1月末、人気子役グ・サランちゃんを母親が撮影したYouTube動画が波紋を呼んでいる。

親を非難する意見、サランちゃん本人を批判する意見、そしてまだ8歳の子供に対して誹謗中傷が酷すぎるのではないかと擁護する意見など、さまざまな議論が交わされていたが、結局この炎上騒動がきっかけで、サランちゃんは出演していたテレビ番組を降板する事態にまでなってしまった。

炎上した"開封動画"

ことの発端は、1月16日YouTubeにアップされた動画だった。サランちゃんがプレゼントの開封を行っている姿を母親が撮影したものだ。"開封動画"はYouTubeでは定番の人気ジャンルだ。

問題となったのは途中から飼い猫が登場する部分。猫は箱の中身を確認するサランちゃんの方にやってきて、箱の中に入りたそうにする。サランちゃんは、その猫を押しのけたり、顔を叩くようなしぐさをしたり、大げさに言えば捕まえて少し放り投げたりしている。

配信後、この部分を見たネットユーザーが動物虐待だとして騒ぎ出した。批判が大きくなると、この動画はすぐに削除されたが、多くの人が映像を再アップしているため、今もYouTubeで検索すればいくつもの動画が出てくる状態だ。

事件について伝える韓国メディア

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

利上げの可能性、物価上昇継続なら「非常に高い」=日

ワールド

アングル:ホームレス化の危機にAIが救いの手、米自

ワールド

アングル:印総選挙、LGBTQ活動家は失望 同性婚

ワールド

北朝鮮、黄海でミサイル発射実験=KCNA
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ公式」とは?...順番に当てはめるだけで論理的な文章に

  • 3

    便利なキャッシュレス社会で、忘れられていること

  • 4

    「韓国少子化のなぜ?」失業率2.7%、ジニ係数は0.32…

  • 5

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負け…

  • 6

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 7

    止まらぬ金価格の史上最高値の裏側に「中国のドル離…

  • 8

    休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年…

  • 9

    毎日どこで何してる? 首輪のカメラが記録した猫目…

  • 10

    ネット時代の子供の間で広がっている「ポップコーン…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人機やミサイルとイスラエルの「アイアンドーム」が乱れ飛んだ中東の夜間映像

  • 4

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 5

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 8

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...…

  • 9

    ハリー・ポッター原作者ローリング、「許すとは限ら…

  • 10

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中