「斜めに入っていく」のがコツ...なぜ、富川悠太は相手の心を開かせる? 報ステ、トヨタで培った関係構築力
「相手の視点に立つ」と「俯瞰で見る」の両立
──トヨタイムズの動画からは、富川さんが心からトヨタの現場の取材を楽しんでいるのが伝わってきます。
トヨタには面白い取り組みがいっぱいあるんです。たとえば「『子連れ出勤』トライに1日密着!」の動画も、ぜひ配信したい内容でした。トヨタの2つの工場で、子育て世帯の働き方の選択肢を増やそうと、初の子連れ出勤のトライアルが始まりました。
配信にあたり、社内から「(従業員とその子どもが職場にいるシーンを流したら)視聴者が子どもに気をとられてミスにつながると思うのでは?」と不安視する声もありました。もちろん、「トヨタを守りたい」からとそういう意見が出るのは理解できます。ただ、だからといって伝えるものを削っていくと、伝わるものも伝わらなくなってしまう。そこで、色々な部署の力を借りて、取り組みの良さが最大限伝わる形に工夫を重ねていきました。実際配信すると、社内外から良い反響を得られました。