ビジネススキルより先に「地頭力」を鍛えよ...仕事も日常も豊かにする「知恵」がつまった16冊を紹介
#辞め方改革 転職で失敗しないために
『今さら聞けない「転職・退職の超基本」』
監修:株式会社ハッカズーク
出版社:朝日新聞出版
今の会社にいていいのか?と「常にちょっと不安な人」には、ぜひ手に取って読んでみてほしい。
個人の人生観や価値観、習慣や、暮らし方など様々に変化するライフスタイル、終身雇用の終焉や、転職者数増加など、労働市場を取り巻く状況は大きく変化しつつある中、キャリアを考えるうえで避けて通れない「転職」の基本をわかりやすく解説し、ネガティブに捉えられてきた「退職」については、「退職=縁の切れ目」ではなく「退職後も繋がり続ける」を前提に退職することで、築き上げてきた人間関係や信頼関係をキャリア形成に役立てるという考え方も紹介しています。
未来の自分のために、自分自身の理解を深め、自分らしいキャリアを築く一助となる本です。
(朝日新聞出版 担当者)
間違えた言葉づかいは “妖怪” になる!?
『言葉の煎じ薬 言葉の診察室④』
著者:呉智英
出版社:ベストセラーズ
電話口のかけ声「もしもし」を「もし」と一語に略す。ひと昔前の若者言葉として見られましたが、果たしてこれは許される日本語なのでしょうか。
著者の呉智英氏は「思っている以上に良くない、日本文化に反する」と一刀両断。民俗学や神話も引用しながら、「もし」と一言しか言わないのはもはや人間ではなく “妖怪” なのだと言うのです。
身近な日本語の誤用から、軽快なタッチでその裏にある日本の文字文化、精神性を明らかにしていきます。著者は間違った言葉づかいをする知識人に対しては「醜く、卑しい」と手厳しいですが、われわれ読者に対しては優しく語りかけてくれるのでご安心を。
仕事で正しい日本語を心がける人も、言葉の歴史や文化的背景に興味がある人も、この書を手にすれば気づきが得られるでしょう。
「正しい日本語」から思想と文化が学べる!知的エッセイの名著が【増補新版】となって復活。シリーズ累計18万部を突破!
(KKベストセラーズ 書籍編集部 鈴木康成)
flier編集部
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