最新記事
ビジネス書

ビジネススキルより先に「地頭力」を鍛えよ...仕事も日常も豊かにする「知恵」がつまった16冊を紹介

2024年7月9日(火)17時34分
flier編集部

実はたったこれだけ! スキルを学ぶ前に身につけておくべきビジネス地頭力

ビジネスパーソンに必要な3つの力
 著者:山本哲郎
 発行元:BOW&PARTNERS
 発売元:中央経済グループパブリッシング
 出版社:中央経済社

コンサル由来の、MECEやらロジックツリーやらのロジカルシンキング手法。さんざん本でも勉強して分かっているけれど、いざ現場で使ってみようと思うとうまくいかない。そもそも話がロジカルじゃない......少しでも、ご自身、あるいは部下に心当たりのある方に、朗報!! こんなに手取り足取り、本当に、身につく本は初めてです! たとえば、MECEなら、「要するに?」「具体的には?」「他には?」。でも、何より大事な力とは!


一番重要なのになぜか会社では教えてもらえない体験的実践的知恵と著者の熱い使命感のこもった一冊です。

(BOW&PARTNERS 代表 BOW BOOKS編集部 干場弓子)

世界最大級・7億件以上のデータから見える未来とは?

2080年への未来地図
 著者:川口伸明
 出版社:技術評論社

「言葉で表現できるものは形になる」

「 “貼れる人工光合成” で二酸化炭素を減らし、再生可能なエネルギーや化学製品を作る」

「バーチャルな自分へ “命の移住” をする」

そんな未来の可能性を、193カ国後・30言語・7億件超という類を見ない規模のデータをもとに描いたのが本書です。

パンデミック、地球沸騰化、気象災害、ウクライナやイスラエルの戦争、テクノロジーの脅威など直視すべき課題を受け止めつつ、「生きたいと思える未来を自分で作る」ためのヒントを網羅しています。

人気イラストレーター・六七質さんが描いた世界をデジタル印刷で鮮やかに映し出したカバーは、ぜひ実物を確認してみてください。

(技術評論社 書籍編集部 傳智之)

うれしい変化をあなたも起こしてみませんか?

世界一清潔な空港の清掃人と日本一のごみ清掃員をめざす芸人が見つけた
「ごみと掃除と幸せな人生」

 著者:新津春子、滝沢秀一
 出版社:三笠書房

「ごみの分別って大変」「掃除って面倒くさい」そう思っている人は多いと思います。

でも、たとえば、ごみを分ける、正しく捨てる、汚れをとる、部屋を片づける、清潔な空間を保つ、捨てない工夫をするetc.......そんな、誰かがやらないといけない日々の作業に「毎日が楽しくなる秘訣」や「人生を好転させる秘密」があると著者は説いています。生活する上で切り離せないごみと掃除から人生がプラスに変わるなら試してみたいと思いませんか?

ごみと掃除に夢中になって取り組んできた著者の話は読んで面白く、役立つアイデアも満載。楽しく実践するうちに暮らしがどんどん快適になり、人生を幸せに生きられる一冊です。

(三笠書房 編集担当者)

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国軍が東シナ海で実弾射撃訓練、空母も参加 台湾に

ビジネス

再送-EQT、日本の不動産部門責任者にKJRM幹部

ビジネス

独プラント・設備受注、2月は前年比+8% 予想外の

ビジネス

イオン、米国産と国産のブレンド米を販売へ 10日ご
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 8
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 9
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 10
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中