最新記事
ビジネス書

仕事にも人生にも大いに役立つ「気付き」と「教養」をくれる、いまイチオシの本をピックアップ

2024年5月1日(水)19時17分
flier編集部
読書するビジネスパーソン

ZoranOrcik/Shutterstock

<本の要約サービスflierが新刊の中から話題の本をピックアップし、それぞれのおすすめポイントを「本の作り手」が紹介>

毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。

※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載(こちらこちらこちらこちらこちらから)です。

管理職の仕事が楽しくなるかも!?

最強のチームビルディング技術が身につく
 レベル別 課長養成講座

 著者:石見幸三
 出版社:秀和システム

「丁寧に教えているのに、部下が育たない」「1on1やOKRを学んでみたけど、いまいち使いこなせない」「管理職は苦労ばかり多くて、楽しくない」......そんな悩みを抱えているなら、ぜひこの本を読んでください。適切な指示の出し方から、部下同士で考えて自主的に動いてくれる「本物のチーム」のつくり方まで、目指すレベルごとにわかりやすいアドバイスが示されています。きっとあなたの悩みをスッキリ解消するヒントが見つかるはず!

管理職向けに年間500~600件のコンサルティングを行い、現場を熟知している著者だからこそ、紹介されているのは今日から取り入れられそうな実践的なことばかり。専門用語はほぼ出てこないので、「小難しいのは苦手」という方にもお薦めです。

(秀和システム 編集本部 第四編集局 編集担当者)

自分がどう生きるかわからなくなったら、これを読め!!

「肩書がなくなった自分」をどう生きるか
 著者:蝶野正洋
 出版社:春陽堂書店

40歳を過ぎた頃から漠然と自分の生き方に不安を感じる人は多いと思う。これまで頼りにしていた会社の看板や肩書がなくなった時、果たして自分の居場所や生き甲斐はどこにあるのか?

そんなモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれるのが自己プロデュースの達人・蝶野正洋選手による本書。豊富なプロレスキャリアから引き出される数々のエピソードはもちろん、アパレルメーカー経営者、救急防災の社会貢献活動、タレントとしての活躍など、多彩な活動を通じての経験談やアドバイスは不安を抱えているミドルエイジに突き刺さるはず。

困難を乗り越え道を切り拓いてきた蝶野選手が伝えたい、これからのあなたに影響を与える言葉をぜひ受け取ってほしい!

(春陽堂書店 三宅川修慶)

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

豊田織機の非公開化報道、トヨタ「一部出資含め様々な

ビジネス

中国への融資終了に具体的措置を、米財務長官がアジア

ビジネス

ベッセント長官、日韓との生産的な貿易協議を歓迎 米

ワールド

アングル:バングラ繊維産業、国内リサイクル能力向上
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 3
    トランプ政権の悪評が直撃、各国がアメリカへの渡航勧告を強化
  • 4
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 5
    アメリカ鉄鋼産業の復活へ...鍵はトランプ関税ではな…
  • 6
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 7
    関税ショックのベトナムすらアメリカ寄りに...南シナ…
  • 8
    ロケット弾直撃で次々に爆発、ロシア軍ヘリ4機が「破…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 4
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 8
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 9
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 10
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中