人間心理をコミュニケーションや仕事に活用する本が人気...2023年ビジネス書、「著者」ランキングを発表
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New Africa/Shutterstock
<書籍の要約サービス「flier」が、ユーザー閲覧数による2023年の人気書籍の「著者別ランキング」TOP10を発表>
フライヤーは2023年6月に会社設立10周年を迎え、このかん、さまざまな著者の多彩な書籍に支えられてきました。そこで今年は、著者別でのランキングにも注目してみましょう。2023年の1年間でフライヤーの要約が最も読まれた著者は......心理学者の内藤誼人さんです!
もともと「多作」で有名な内藤さんですが、今年だけでも、『ビジネス心理学の成功法則100を1冊にまとめてみました』『「人たらし」のブラック心理術』『人間関係BEST100』『人に好かれる最強の心理学』『自信をつける習慣』『すごく使える心理学テクニック』と、たくさんフライヤーのラインナップに入っています。学術的な心理学の実験をわかりやすく、身近な事例も交えながら興味を引く形で紹介しているので、楽しく学べて仕事にも役立つ、と評判。どの本もとても読まれているので、納得の1位です。
このランキングには、「心理を捉えて人間関係を円滑にしたい」という気持ちも表れていると思います。3位の永松茂久さんはその代表作である『人は話し方が9割』がまさにそうしたコミュニケーションのための本ですし、5位の安達裕哉さんの『頭のいい人が話す前に考えていること』もそうでしょう。コミュニケーションから派生して、仕事の段取りまでしっかり整えようという意識は、6位の塚本亮さん(『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』)、7位の越川慎司さん(『17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた』)、10位の山本大平さん(『トヨタの会議は30分』)への人気にもつながっています。また、内藤さんの科学的アプローチへの信頼は、9位の鈴木祐さん(『運の方程式』)の書籍にも通じるものがあります。
もう一人の「多作家」である樺沢紫苑さんも2位にランクイン! 樺沢さんといえば『アウトプット大全』が有名ですが、精神科医として人生に寄り添う書籍も、たくさん読まれています。フライヤーでは今年、『言語化の魔力』『ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本』『これからの生き方図鑑』を紹介しました。どの作品も、読む人を楽にする工夫が込められています。そうしたニーズは、曹洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明さんが4位になったことにも表れています。『仕事も人生もうまくいく整える力』といった枡野さんの書籍も、ほっと一息つけるやさしい言葉であふれています。
総合ランキングでもそうでしたが、コミュニケーションのためのヒント、日常を穏やかに過ごすためのことばを求める声は、高まる一方です。人同士の支え合いが社会を成り立たせている一方、ストレスの大部分も人との関係から生まれることを思えば、今後もこの傾向は変わらずに続くと言えるかもしれません。
(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)
※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。
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