シェア伸ばすJT、新デバイス「Ploom X ADVANCED」発売で加熱式たばこ三国志にさらなる変化が!?
結果は如実に現れた。JTが発売前に行ったブラインド調査(デバイスが何かが分からない状態で試用してもらう)では、競合他社製品との比較で、レギュラーは39%対14%、メンソールでは82%対0%(それぞれ残る47%、18%は「どちらでもない」の回答)と、Ploom X ADVANCEDが高評価を得たという。
加えて、前モデルのPloom Xでは110分あった充電時間を90分へ短縮。また、たばこスティックを差し込むだけで加熱が開始する自動加熱機能の搭載などユーザビリティを向上。たばこスティックを差し込むスライド部をよりシームレスにし、Ploom Xの持つスタイリッシュなデザインもブラッシュアップされている。
メディアに初公開されたJT関西工場の製造ライン
新デバイスの投入により、加熱式たばこ市場のシェアを「10.5%から2倍、3倍へと伸ばしたい」(山口氏)と意気込むが、そんなJTの期待感が現れたのが、11月上旬に開催された新商品発表会の会場だ。
通常、こうした発表会は内容に適した都心のイベント会場で開催されるが、今回会場となったのは、JTが国内に持つ3つのたばこ製品製造工場のひとつ、京都市伏見区の関西工場だった。
JT関西工場では、日本の紙巻たばこナンバーワンブランドである「メビウス」をはじめとする紙巻たばこ6ブランド計60銘柄に、Ploom X用たばこスティックの全17銘柄を製造している。なお、たばこスティックを製造する国内拠点は、唯一この関西工場だという。
発表会では工場見学会も開催され、4つある製造ラインのうち1ラインがメディアに初めて公開された。ブレンドされ細かく刻まれたたばこ葉を、紙で巻き一定の長さで裁断。次いでフィルターが挿入され、チップペーパーで巻き上げられ1本のたばこが完成する。これを20本単位で箱詰めしフィルムで包装、さらに10個のカートン単位で包装される様子を見学することができた。
清潔な工場内はすべてオートメーション化され、品質は厳しく管理されている。「農作物であるたばこ葉は、その年の気候状況により微妙に品質が異なります。しかし、いつどこで購入されても常に同じ喫味を担保できるよう、品質管理を徹底しています」と、製造部長の嶋田達也氏は胸を張る。
メンソールの戦いと、グローバルの拡大
Ploom X ADVANCEDの発売で、ますます白熱しそうな加熱式たばこ「三国志」。今後を占うひとつのカギは、メンソールかもしれない。
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