仕事を前倒しで進める人には陥りがちな罠が...「自分のため」に時間を使う「ME TIME」は人生を変える
井手 ここ数年で時間の価値はますます上がっていると感じますか?
池田 そう感じます。「タイパ」という言葉も流行っていますよね。
大事な時間をつくるために、サクッとできるものは効率的に行わなければという気持ちが高まってきているんだと思います。
井手 意識的に「ME TIME」をつくろうとしなければ、時間はできないということなんでしょうか?
池田 そうだと思います。「時間があったらやろう」と思いがちですが、そんな時間は永遠に来ないんですよね。
そうではなくて、最初に意識的に自分の時間をつくってしまうことが大事です。
井手 池田さんはどの時間に「ME TIME」をつくっていますか?
池田 始業前の1時間に意識的につくるようにしています。私は9時頃から働き始めますが、その前の時間は自分への投資の時間としています。前著の『「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン』にも書きましたが、これを毎朝のルーティンとしています。
朝活には「Have to」と「Want」の二つがあって、Have to(タスク)だけではなくWant(自由な時間)をセットでつくることが必要ですね。
『「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン』
著者:池田千恵
出版社:日本実業出版社
要約を読む
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3つのステップで時間を片付ける「SEEメソッド」
井手 タスクとごちゃ混ぜにしてしまうと、タスクが優先されてしまうということですね。
本書に書かれている「SEEメソッド」について教えてください。
池田 「SEEメソッド」は私が提唱する時間の片づけ法です。
ステップ1は「Show:時間を『見える化』する」ことです。頭の中で考えるだけではなく、全て書き出すなどして時間の棚卸しをすることですね。
ステップ2は「Edit:時間を編集する」です。Have toとWantに仕分けて、サクッと終わらせるものとじっくり時間をかけるものを区別します。
そして最後のステップ3は「Enjoy:時間を楽しむ」です。Wantの時間を豊かに楽しんでください。
井手 「SEEメソッド」を1日の仕事の予定に活用すると、どのようになりますか?
池田 例えば、始業前に「今日やらなければいけないこと」を「To doリスト」のように全部書き出します。仕事もプライベートの予定も全て書き出ししましょう。
その後、それを上から順番にやるのではなく、「どれを一番やらなければいけないのか」「明日に回していいものはあるか」などの観点で順位付けをしていきます。
そして、優先順位の高いものから取り組んでいき、最終的にできた時間をEnjoyするという流れですね。
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