【専門家が選出】テクノロジーの進化を理解し、役立てるために読むべき5冊の本とは?
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<IT批評家:尾原和啓氏の「本のプレイリスト」を大公開! テクノロジーの進化を知る上で読むべき本5選とは?>
音楽や動画のサブスクリプションサービスでおなじみの「プレイリスト」がいよいよ出版業界にも登場! あの著名人がどんな本を読んでいるのか、「本のプレイリスト」を覗いてみたいですよね!?
今回は本の要約サービス「flier(フライヤー)」で公開されているプレイリストの中から、IT批評家・尾原和啓さんのプレイリストを特別公開! 「つながる未来を楽しむ5冊」を読んで、テクノロジーが目覚ましい勢いで進化を遂げている現代や未来を一緒に楽しみましょう!
【つながる未来を楽しむ5冊】
『起業の科学』
著者:田所雅之
出版社:日経BP
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スタートアップをめざす人のためにつくられた一冊。起業の指南書にありがちな精神論は一切無く、再現性のある科学的な手法やスタートアップの失敗を避けるポイントが、段階ごとに具体的かつ実践的に説明されている。
『テクノロジー思考』
著者:蛯原健
出版社:ダイヤモンド社
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テクノロジー社会を分析し、これからを生き抜くための知識を丁寧に解説している。テクノロジーの影響を受けずに生活することが不可能となった今、正しい知識を身につけ、テクノロジーが国や会社組織、自分の職業にどのような影響を与えるのかを知ることは必須である。
『デザイン・ドリブン・イノベーション』
著者:ロベルト・ベルガンティ
翻訳:立命館大学DML
監訳者:佐藤典司、岩谷昌樹、八重樫文
出版社:クロスメディア・パブリッシング
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デザインの本質について書かれている、きわめて野心的な一冊。どの商品を買っても、決定的な機能の差が見られない現状において、ユーザーが本当に望んでいるのは、今まで考えもしなかったような、しかしそれでいてすばらしいと思えるような「提案」なのではないか、という問題提起がこめられている。
『データの見えざる手』
著者:矢野和男
出版社:草思社
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人間行動を24時間継続的に記録する画期的な新技術「ウェアラブルセンサ」をもとに、様々な研究結果を導き出した著者のライフワークが詰まった一冊。一つ一つの研究の掘り下げ方や、理論展開の方法が斬新であり、且つ丁寧に説明をしてくれるという点において、深い理解を得られるとともに、本書の世界に引きずり込まれるであろう。
『ネットビジネス進化論』
著者:尾原和啓
出版社:NHK出版
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変化の激しいインターネット業界という荒波を航海する際に、信頼できる羅針盤となる一冊。ネットビジネスに関わる方はもちろん、あらゆる業種のビジネスパーソンにとって必読であり、ネット業界の潮流と未来を見通す力が身についているだろう。
いかがでしたか? まずはあなたに合いそうな一冊からお手にとっていただければ幸いです。
尾原和啓(おばら かずひろ)
IT批評家 京都大学院で人工知能を研究。マッキンゼー、Google、iモード、楽天執行役員、2回のリクルートなど事業立上げ・投資を専門とし、内閣府新AI戦略検討、経産省 対外通商政策委員等を歴任。現在13職目 、近著「アフターデジタル」は11万部、元 経産大臣 世耕氏より推挙。「プロセスエコノミー」はビジネス書グランプリ イノベーション部門受賞
flier編集部
本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。
通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。
このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。