課金で認証バッジ...フェイスブック・インスタグラムのサブスク「Meta Verified」アメリカで開始
フェイスブックとインスタグラム向けのサブスクリプションサービス「Meta Verified」 Photo: メタ
<ツイッターのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に着想を得たか>
メタのマーク・ザッカーバーグが2月に発表していた、フェイスブックとインスタグラム向けのサブスクリプションサービス「Meta Verified」。2月下旬にオーストラリア・ニュージーランドで提供開始し、現地時間3月17日にはアメリカでも利用可能となった。
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利用料金はウェブ版だと月額11.99ドル(約1587円)、モバイルアプリ版だと月額14.99ドル(約1984円)。加入することで、認証バッジのほか、アカウント保護、サポートの強化、ビジビリティの向上・リーチの拡大や「限定機能」といった特典を得られるという。
現在は3カ国の18歳以上のユーザーに限定して提供しているが、ウェイトリストに登録することで、在住地域にて提供開始された際に、いち早く利用が可能になる。
メタによると、「初期テストから良好な結果が得られたため」、アメリカでの提供を開始。まだテスト段階のため、特典の1つである「リーチ拡大」は提供していないが、「今後追加するさまざまな要素を検討している」。
メタ・ベリファイドが競合であるツイッターのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に着想を得ているのは明確だ。課金することで認証バッジを得られるという目玉特典が完全に一致している。
ザッカーバーグがツイッターのイーロン・マスクCEOのアイデアをパクった──そう示唆するミーム画像がツイッターに投稿された時、マスクは「泣き笑い」の絵文字で反応。別の投稿では、メタによる「Twitter Blue」に似たサービスの開始は「避けては通れない道だ」とつづっていた。