最新記事
メタ

課金で認証バッジ...フェイスブック・インスタグラムのサブスク「Meta Verified」アメリカで開始

2023年3月20日(月)09時40分
冨田龍一
「Meta Verified」

フェイスブックとインスタグラム向けのサブスクリプションサービス「Meta Verified」 Photo: メタ

<ツイッターのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に着想を得たか>

メタのマーク・ザッカーバーグが2月に発表していた、フェイスブックとインスタグラム向けのサブスクリプションサービス「Meta Verified」。2月下旬にオーストラリア・ニュージーランドで提供開始し、現地時間3月17日にはアメリカでも利用可能となった。

【画像】ツイッターをパクるマーク・ザッカーバーグ...イーロン・マスクを爆笑させたミーム画像

利用料金はウェブ版だと月額11.99ドル(約1587円)、モバイルアプリ版だと月額14.99ドル(約1984円)。加入することで、認証バッジのほか、アカウント保護、サポートの強化、ビジビリティの向上・リーチの拡大や「限定機能」といった特典を得られるという。

現在は3カ国の18歳以上のユーザーに限定して提供しているが、ウェイトリストに登録することで、在住地域にて提供開始された際に、いち早く利用が可能になる。

メタによると、「初期テストから良好な結果が得られたため」、アメリカでの提供を開始。まだテスト段階のため、特典の1つである「リーチ拡大」は提供していないが、「今後追加するさまざまな要素を検討している」。

メタ・ベリファイドが競合であるツイッターのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に着想を得ているのは明確だ。課金することで認証バッジを得られるという目玉特典が完全に一致している。

ザッカーバーグがツイッターのイーロン・マスクCEOのアイデアをパクった──そう示唆するミーム画像がツイッターに投稿された時、マスクは「泣き笑い」の絵文字で反応。別の投稿では、メタによる「Twitter Blue」に似たサービスの開始は「避けては通れない道だ」とつづっていた。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場・寄り付き=ダウ約300ドル安・ナスダ

ビジネス

米ブラックロックCEO、保護主義台頭に警鐘 「二極

ビジネス

FRBとECB利下げは今年3回、GDP下振れ ゴー

ワールド

ルペン氏に有罪判決、被選挙権停止で次期大統領選出馬
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 4
    「炊き出し」現場ルポ 集まったのはホームレス、生…
  • 5
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 9
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 10
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中