最新記事

企業

日本の「働きがいのある会社」トップ5──企業ランキング50社より

THE BEST 50 IN JAPAN

2022年4月15日(金)16時35分
ニューズウィーク日本版編集部

3位 リクルート

■情報サービス
総合点:4.61

magSR20220415japan-3-recruit.jpg

2021年4月に「週休ほぼ3日」となる制度を導入。暦上の休日や有給休暇とは別に、自分で取得日を決める休日を加えて年間休日が計145日になった。これを週休単位に換算すると2.8日となる。1日の所定労働時間を30分増やし8時間に変更したことで年間の労働時間と給与は制度導入前と変わらない一方、社員が余暇に使えるまとまった時間が増えた。

勤務時間についても理由や回数を問わずリモートワークを可能にしたり、また起業や副業、兼業を認めたりするなど、自由度の高い社風で知られる。

220419P30_NKG_02.jpg

ZUMA PRESS/AFLO

4位 セールスフォース・ジャパン

■IT製品/サービス
総合点:4.60

magSR20220415japan-4-salesforce.jpg

全世界で15万社以上が導入する顧客情報管理システムを提供する米クラウドコンピューティング大手のセールスフォース。ハワイ語で家族を意味する「Ohana(オハナ)」の精神の下、従業員をはじめ自社に関わる全ての人々を家族同様に尊重する企業文化を標榜する。

このため社会貢献活動も盛んで、社員の就業時間の1%、会社の製品の1%、売り上げの1%を地域や社会への貢献に活かす「1-1-1モデル」が存在する。これまで支援してきた非営利団体は3万1000団体以上、社員がボランティア活動に費やしてきた時間は延べ110万時間以上になる。

220419P30_NKG_03.jpg

AFLO

5位 プルデンシャル生命保険

■生命保険
総合点:4.59

magSR20220415japan-5-prudential.jpg

プルデンシャル生命保険は米生命保険業界で最大規模の資産を持つ老舗の日本法人。日本でも30年以上の歴史を持つ。LGBTなどへの理解促進に力を入れており、2016年2月から同性パートナーを死亡保険金受取人とする契約が可能となった。

社員が知識・理解を深めるための勉強会も実施し、同性パートナーを持つ社員に対しては、配偶者を持つ社員と同等の取り扱いを行うガイドラインを制定している。2017年より日本最大級のLGBTイベントである東京レインボープライドへの協賛を行うなど、多様性の受容に向けた社会貢献活動も活発だ。

(※日本企業の6~50位と、米企業ランキングは本誌「愛される100社」特集をご覧ください)

20241126issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、FDA長官に外科医マカリー氏指名 過剰

ワールド

トランプ氏、安保副補佐官に元北朝鮮担当ウォン氏を起

ワールド

トランプ氏、ウクライナ戦争終結へ特使検討、グレネル

ビジネス

米財務長官にベッセント氏、不透明感払拭で国債回復に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでいない」の証言...「不都合な真実」見てしまった軍人の運命
  • 4
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 5
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 6
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 7
    プーチンはもう2週間行方不明!? クレムリン公式「動…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたま…
  • 10
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 4
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 5
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 9
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 10
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中