最新記事

キャリア

あなたは「なぜ働くのか」? 仕事の閉塞感を打破するきっかけをくれるオススメ本

2022年4月7日(木)17時33分
flier編集部
仕事の成功

lankogal-iStock

<『藁を手に旅に出よう』『楽しくなければ成果は出ない』『ブレイクセルフ 自分を変える思考法』──楽しく、自分らしく働くための3冊>

「なぜ働くのか」「自分はこの組織に、どのように貢献ができるのか」。あなたは、これらの問いに対する答えをもっているでしょうか。

少しでも楽しく、自分らしく仕事をするために、読書を通して、自分が働く意味を考えてみませんか。仕事に対する問いをくれる、とっておきの3冊をご紹介します。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

220407fl_crb02.jpg

藁を手に旅に出よう
 著者:荒木博行
 出版社:文藝春秋
 flierで要約を読む

もっと早くこの本に出会いたかった――。本書を読むと、多くの人がそう感じるでしょう。

本書は、伝説の人事部長、石川さんから新人研修・キャリア研修を受ける社員、サカモトの視点で描かれる、ストーリー仕立ての一冊。石川さんは、誰もがよく知る『うさぎと亀』や『桃太郎』などといった寓話や昔話を例にだしながら、キャリアについて考えさせてくれます。

新社会人はもちろん、日々の仕事に疑問を抱き始めた中堅会社員やベテラン会社員にも、ぜひ読んでほしい一冊です。

220407fl_crb03.jpg

楽しくなければ成果は出ない
 著者:田中マイミ
 出版社:すばる舎
 flierで要約を読む

「仕事なんて、楽しくなくて当たり前」と思っている方には、本書をおすすめします。

「ドン・キホーテ」にアルバイトスタッフとして入社した著者、田中マイミさんは、その後正社員として活躍。1万人の部下をマネジメントしてきました。

そんな田中さんによると、結果を出せる人には「面白がって仕事をしている」という共通点があるのだそう。

楽しく働いている人は、なぜ成果が上がるのか。どうすれば楽しく働くことができるのか。気になった方は、ぜひ本書をチェックしてみてください!

220407fl_crb04.jpg

ブレイクセルフ 自分を変える思考法
 著者:伊藤羊一
 出版社:世界文化社
 flierで要約を読む

「実力を100%発揮できていない気がする」「自分を変えたい」とモヤモヤしたら本書を。

本書の著者は、グロービス経営大学院の客員教授を務めるなど、さまざまな場で活躍する伊藤羊一さん。もともとコミュニケーションが苦手だった伊藤さんですが、劣等感をバネに努力した結果、いまの自分があるのだといいます。

伊藤さんがどんな努力をしてきたのか、ぜひ本書を読んでみてください。きっと、自分を変えるきっかけになるはずです。

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

スペイン・ポルトガルで大規模停電、市民生活混乱 原

ワールド

BRICS外相会合、トランプ関税の対応協議 共同声

ワールド

ウクライナ、米と可能な限り早期の鉱物協定締結望む=

ワールド

英、EUと関係再構築へ 価値観共有を強調=草案文書
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 3
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは? いずれ中国共産党を脅かす可能性も
  • 4
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    体を治癒させる「カーニボア(肉食)ダイエット」と…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    トランプの中国叩きは必ず行き詰まる...中国が握る半…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    【クイズ】米俳優が激白した、バットマンを演じる上…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 5
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初…
  • 6
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 7
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 8
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 9
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 10
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 4
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中