最新記事

コミュニケーション

ムカつく相手に自分の「気持ちを支配」されないために...これで心が軽くなる!

2022年3月1日(火)17時22分
flier編集部
オフィスの女性

metamorworks-iStock

<傷つくことや「モヤる言葉」を投げかけてくる相手とどう付き合うか。自分の心を守る助けになるflier編集部イチオシの3冊を紹介>

数多くの本を紹介し、またその内容を要約するサービスを展開している「flier」の編集部がオススメする「要約の達人が選ぶ、今月の編集部イチオシ!」コーナー。今回は知ることでちょっと心を軽くしてくれる3冊を選びました。

自分とは違う感じ方や考え方の人に、どう接したらいいのかわからない。いきなり言われた一言に傷ついてずるずると気持ちを引きずってしまう。さらには、将来の漠然とした不安にモヤモヤ。そんなとき、ヒントをくれる本を紹介します。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

きっと相手は全然気にしていない

220225fl_edj02.jpg

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』
 著者:Jam、名越康文(監修)
 出版社:サンクチュアリ出版
 flierで要約を読む

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』は、親しみやすいねこを主人公にした4コママンガを交えて、日常に起こる辛い出来事から、心を守るための考え方を教えてくれます。

たとえば、相手の何気ない一言に傷ついて、ずっとそのことばかりを考えてしまっていたとき、著者を救ったのは「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」という友人の一言だったといいます。きっと相手は全然気にしていないのだから、こちらも「恋をしている」みたいに嫌な相手のことを考える必要はないのです。「メンタル本大賞2021」大賞を受賞した本書の助けを借りて、モヤモヤした気持ちを頭から消してしまいましょう!

モヤる言葉に的確に言い返す護身術

220225fl_edj03.jpg

『モヤる言葉、ヤバイ人』
 著者:アルテイシア
 出版社:大和書房
 flierで要約を読む

「ジェンダー平等」はSDGsの17のゴールの一つに掲げられている重要なテーマです。日本の男女平等は進んできたのでは? と思いきや、『ジェンダーギャップ・レポート2021』の男女平等を示す指数の総合評価で、日本は156ヵ国中120位。韓国の102位や中国の107位を下回っています。

性差別をテーマにしながらも、軽妙な文体でユーモア溢れるエッセイ、『モヤる言葉、ヤバイ人』には、「いるいるこんな人」と思うような「ヤバイ人」の「モヤる言葉」がずらり。アルテイシアさんが「モヤる」言葉を切り倒していく様に爽快感を感じつつも、「これは自分も言ってしまっている」という言葉にドキリとさせられます。

モヤる言葉に的確に言い返す護身術、そして自分が人をモヤらせるヤバイ人にならない術を知っておくと、自分の心も相手の心も軽くすることができるかもしれません。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米国務長官、4月2─4日にブリュッセル訪問 NAT

ワールド

トランプ氏「フーシ派攻撃継続」、航行の脅威でなくな

ワールド

日中韓、米関税への共同対応で合意 中国国営メディア

ワールド

米を不公平に扱った国、関税を予期すべき=ホワイトハ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 9
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中