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上海、コロナでロックダウン GM、生産継続のため労働者を工場の床で就寝

2022年3月29日(火)17時21分
GMのロゴ

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の上海の合弁事業は、新型コロナウイルス流行に伴う上海市のロックダウン(都市封鎖)を受けて、労働者に対し工場の床で就寝するよう要請し、生産を継続している。写真は2021年3月、ミシガン州デトロイトで撮影(2022年 ロイター/Rebecca Cook)

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の上海の合弁事業は、新型コロナウイルス流行に伴う上海市のロックダウン(都市封鎖)を受けて、労働者に対し工場の床で就寝するよう要請し、生産を継続している。複数の関係筋が明らかにした。

従業員の住居と工場を同じ敷地内にまとめて外部と隔離するバブル方式に該当し、操業継続が可能になったという。

工場は、上海汽車集団との合弁事業の一環でGMが運営。ビュイック、シボレー、キャデラックを生産している。今月28日から来月1日まで都市封鎖が実施されている上海の東側に位置する。

関係筋によると、米電気自動車(EV)大手のテスラは、バブル方式を実現するための施設が確保できず、上海工場を4日間操業停止としている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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