最新記事
中国恒大集団の自動車部門、傘下の英プロティアンをEVメーカー・ベデオに売却へ

中国不動産開発大手、中国恒大集団の自動車部門である中国恒大新能源汽車集団は、英スタートアップ企業のプロティアン・エレクトリックを英電気自動車(EV)メーカーのベデオに売却する合意に近付いている。ブルームバーグ・ニュースが3日伝えた。写真は深センにある恒大集団の本社ビル。9月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)
中国不動産開発大手、中国恒大集団の自動車部門である中国恒大新能源汽車集団は、英スタートアップ企業のプロティアン・エレクトリックを英電気自動車(EV)メーカーのベデオに売却する合意に近付いている。ブルームバーグ・ニュースが3日、事情に詳しい複数の関係筋の話として伝えた。
報道によると、売却は早ければ4日に発表される可能性がある。売却額は今のところ確認できていないという。
報道はまた、プロティアンの取得はベデオにとってアジアや米国への事業拡大に資すると指摘した。
恒大はインホイールモーターを生産するプロティアンを2019年に買収した。
ロイターは恒大、ベデオ、プロティアンにコメントを求めたが、今のところ回答を得られていない。

【話題の記事】
・中国の不動産バブルは弾けるか? 恒大集団の破綻が経済戦略の転換点に
・中国製スマホ「早急に処分を」リトアニアが重大なリスクを警告
・武漢研究所、遺伝子操作でヒトへの感染力を強める実験を計画していた