うまくいく企画書の作り方...「博報堂流」を実践的に学べる本【新刊紹介4冊】
企画書はプレゼンまで一体で考える
『トッププレゼンターが教える「企画書とプレゼン」実践講座』
著者:須藤亮
出版社:日本実業出版社
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著者の須藤さんは、博報堂で35年超活躍した第一人者です。
本書は、企画書を書くことから、アイデア出し、アイデアのまとめ方、企画書を人前でプレゼンすることまでを解説。【企画書はプレゼンまで一体で考えて行う】というコンセプトのもと、実践的な知識を、体系的に説明します。
博報堂流+αの実践的メソッドの【リボンフレーム】を中心に順を追って解説する「類書のない一冊」です。豊富なビジュアルを用いて、視覚から直感的にイメージできます。
リボンフレームとは、相手を説得するステップを人間の脳の動きに沿って、4つのステップにフレーム化したものです。リボンという名は、拡散(広げる)、絞る(狭める)際に「リボン」のような形になることからネーミングされました。
リボンフレームの順番に基づいて、表紙→オリエンの確認→「現状分析→課題→戦略→施策」 の順序で、リアルな企画書を公開。プレゼンの際に読み上げる詳細な【プレゼン原稿】も収録しています!
(第一編集部 中尾 淳)
あなたには未来を決める力がある
『フューチャリストの自分の未来を変える授業』
著者:Brian David Johnson
翻訳:桜田直美
出版社:SBクリエイティブ
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「やりたいと思っていた仕事に就きたい」「10年後はこんなことをしていたい」
ぼんやりとした理想はあるものの、それをどう実現するのかについては、人生でも大事なことなのに、誰も教えてくれません。
本書の著者は、インテル社の初代のフューチャリスト。シリコンバレーのテック企業などと未来を構想し、実現のための方策を考えてきました。本書はそのメソッド(フューチャーキャストとバックキャスト)を、個人にもできるよう紹介しています。
著者は、「あまりに多くの人が、未来はすでに決まっていて私たちはそれを受け入れるだけだと思い込んでいるが、それは誤りだ。あなたには自分の未来を決める力がある」(要約)と話します。どこに行きたいかがわからなければ、どこに行きたくないかを考えるだけでもヒントになります。
変化の流れの早さに飲み込まれてしまいそうな今だからこそ、自分のあるべき未来を見つけるヒントになればと思います。
(学芸書籍編集部 多根由希絵)
flier編集部
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