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感染症対策製薬大手ファイザー、抗ウイルス性化合物を特定 新型コロナウイルス抑制可能か
米製薬大手ファイザーは新型コロナウイルスを抑制する可能性のある抗ウイルス性化合物を特定したとし、第3者機関と同化合物の検査を進めていることを明らかにした。写真は2019年7月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
米製薬大手ファイザーは2日、新型コロナウイルスを抑制する可能性のある抗ウイルス性化合物を特定したとし、第3者機関と同化合物の検査を進めていることを明らかにした。
同社は、今月末までに検査結果を得たい意向を示し、成果があれば、年末までに化合物の臨床試験開始を目指すとしている。
ファイザーのドルステン最高科学責任者(CSO)は、2日にホワイトハウスで行われたトランプ大統領と製薬会社幹部の会合に出席した。
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