カプコン社長「モンハンの出足は100点以上」「eスポーツに本格参入する」
――日本eスポーツ連合によるプロライセンス制度によって、これまで景品表示法の問題があった「ゲーム会社が賞金提供する高額賞金大会」を開催することができるようになったと聞きます。
プロライセンス制度は、日本eスポーツ連合が消費者庁と協議を重ねた上で作り上げた枠組みで、このルール内においては、国内においても問題なく賞金制大会を開くことができる。
今はまだ第1ステップといったところだ。実際に制度を運用していくとさまざまなケースが出てくるだろう。消費者庁の考えに反することのないよう対応していく必要がある。
――カプコンとしては、どのようにeスポーツに取り組んでいきますか?
われわれもこれを機に、国内eスポーツに本格参入する。今後1年かけて格闘ゲーム『ストリートファイターⅤ』を使った大会を開催していく。今後のゲーム開発においてもeスポーツ化は意識している。ゲーム性によって向き不向きがあるので、すべてのタイトルでeスポーツ化するわけではないが、「バイオハザード」や「モンスターハンター」といったグローバルで売れているものに関しては可能な範囲で対応できるようにしたい。
カプコンの会社概要は「四季報オンライン」で