ミレニアルズ世代が熱狂する「カスタマイズ」とは何か
2015年7月1日(水)19時00分
自分に合わない原材料を摂取しなくなったことで、私の体に色々と変化が起きました。マラソンのタイムは20分短縮し、スノーボードではキッカーで180(ワンエイティ:スノーボードのトリック)に成功し、スタミナも上昇しました。特にダイエットをしていたわけでもありませんでしたが、体重が20ポンド(約9キロ)も減りました。
この変化は私だけではなく、母にも起きていました。そして、私たちはいつもの帰り道の車内で何ヶ月も口にしなかったが、確信をもちつつある「あのこと」について口を開きました。
私はこう言いました。「私たちが求める完璧なプロテインバーは存在するんだね」。そう言う私に母は「その通りね」と返事をくれました。私たちは気付いたのです、「ひとりひとりが求める完璧は異なる」ということを。
私は、すぐに母へこう伝えました。「完全カスタムメイドのプロテインバーを製造する会社を作ろう!」と。母はこう返事をしてくれました。「いいわね、やってみましょう。顧客1人1人が自由にオリジナルのプロテインバーを楽しめる会社を......。そう、まるで私たちが家で手作りして、食べるのを楽しみにしていた"あの"プロテインバーのようにね」
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