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ゴールドマン最高益、さてボーナスは？

６月に公的資金を返済したばかりだが、それでもこんなに利益が残る儲けぶり

2009年7月15日（水）16時33分
バレット・シェリダン（ニューヨーク支局）

いけるぞ！　7月13日のニューヨーク株式市場はゴールドマンの好決算予想で大幅高に（写真は7月6日） Brendan McDermid-Reuters

　ゴールドマン・サックスは７月15日に発表した４～６月期の決算で最高益を更新。実に目ざましい業績だ。ちょっとした算数で、それがどれほど目ざましいかを見てみよう。

　ゴールドマンは従業員に年末のボーナスを支払うために、今期の利益のうち66億ドルを内部留保した。ゴールドマンの従業員数は２万９４００人なので、一人平均22万４０００ドルのボーナスになる。４～６月期の分だけで、だ。

　これを年間に直せば、90万ドルに少し足りないくらい。世界が、今は新たな大恐慌の初期段階かそれとも非常に深刻な景気後退ですむのかを議論しているご時勢のなかでは、実に悪くない稼ぎではないか。

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