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ニューズウィーク日本版アーカイブ&スペシャルリポート

金融危機クロニクル

金融危機クロニクル

リーマンショックから1年、
崩壊の軌跡と真因を検証する

2009.09.10

サブプライム、証券化、レバレッジ、CDS――音もなくウォール街を蝕んでいた怪物が次々と正体を現し、世界経済を恐怖のどん底に陥れた。その発生から相次ぐ名門金融機関の破綻と救済、そして米政府とFRBがひとまず世界を救うまで

Photo, from left: Joshua Lott-Reuters, Jonathan Ernst-Reuters, Shannon Stapleton-Reuters

06年8月

米住宅バブルの崩壊始まる 

都市部の大半で住宅価格が下落し、「不動産頼み」の経済成長に終わりが見えてきた [2006年10月18日号掲載]

2009.09.10
07年7月末

サブプライムショックで世界同時株安 

アメリカの住宅ローン焦げつきが、証券化でバラまかれた「見えないリスク」を通じて世界に飛び火 [2007年9月 5日号掲載]

2009.09.10
07年9月

自動車や小売りに波及し米景気後退へ 

サブプライム危機が雇用や消費の実体経済にも影を落とし始めた。住宅価格の底打ちはまだか [2007年9月12日号掲載]

2009.09.10
08年1月15日

サブプライム損失でシティ巨額赤字 

市場予想をはるかに上回る巨額損失が暗示する景気と金融、恐怖のシナリオ [2008年1月30日号掲載]

2009.09.10
08年3月16日

ベアー・スターンズ実質破綻 

米投資銀5位のベアーがものの数日で突然死。息の根を止めたのは、ウォール街に取りついた疑心暗鬼だ。 [2008年4月 2日号掲載]

2009.09.10
08年7月13日

米政府、ファニーとフレディ救済を発表 

住宅ローン市場の「最後の砦」が落ち、アメリカはいよいよ大恐慌の様相を呈してきた [2008年7月30日号掲載]

2009.09.10
08年9月15日

リーマン・ショック! 

米政府と大銀行幹部が破綻寸前のリーマン・ブラザーズをめぐって繰り広げた週末の崖っぷちバトル [2008年9月24日号掲載]

2009.09.10
08年9月16日

AIG国有化、金融版「大量破壊兵器で」 

米保険最大手AIGを倒しウォール街を廃墟にしたのは、JPモルガンが生んだ金融モンスター「CDS」だった [2008年10月 8日号掲載]

2009.09.10
08年10月3日

7000億ドルの金融安定化法成立 

米政府がウォール街の再生に乗り出した。アングロサクソン型市場万能モデルに代わる新経済秩序とは [2008年10月15日号掲載]

2009.09.10
08年10月

ビッグスリー、株価暴落で破綻危機 

金融危機の煽りで自動車販売が冷え込むなか、赤字で手元資金を食い潰すビッグスリーに市場が売りを浴びせ始めた [2008年10月22日号掲載]

2009.09.10
09年2月17日

オバマが7870億ドルの景気対策法に署名 

鳴り物入りで成立した景気対策は欠陥だらけ。効果はあまり期待できない [2009年3月 4日号掲載]

2009.09.10
09年3月15日

バーナンキ「若い芽」発言

FRB議長が景気回復の兆しに言及。「若い芽」という言葉自体は流行し花開いたが、経済の本格回復はいつになるのか 

2009.09.10
09年3月26日

ガイトナー、金融規制改革案を発表 

巨大金融機関の存続を容認するガイトナー財務長官は、ウォール街に操られて大きな過ちを犯しているのかもしれない [2009年4月15日号掲載]

2009.09.10
09年4月13日

ゴールドマン公的資金返済へ 

立ち直ったように見えても資産の中身は見えないまま。借りを返させて自由の身にしてやるのはまだ早すぎる [2009年4月29日号掲載]

2009.09.10
  • 1
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1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

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