コラム

超監視型社会『1984年』の悪夢は中国で実現する

2024年06月29日(土)17時05分
ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)

ポイント

朋友圏 ウィーチャットの機能の1つで、つながりのある友人の写真や動画、テキストを閲覧、シェアできる。13億人のユーザーのうち毎日1億2000万人が投稿し、8億人が閲覧する。

問界M9 「問界(AITO)」はテック企業のファーウェイが中国の中堅自動車メーカーと新たに始めたEVブランド。大型SUVのM9は昨年12月に発表。価格は46万9800~56万9800元(約940万〜1100万円)。

プロフィール

風刺画で読み解く中国の現実

<辣椒(ラージャオ、王立銘)>
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

<トウガラシ>
作家·翻訳者·コラムニスト。ホテル管理、国際貿易の仕事を経てフリーランスへ。コラムを書きながら翻訳と著書も執筆中。

<このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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