コラム
中東徒然日記 酒井啓子
中東徒然日記 酒井啓子

再び市街戦に? 空転するイラクの政権

<昨年10月の国民議会選挙で第1党となったサドル潮流と、マーリキー元首相率いる親イラン勢力との拮抗が、ついに正面衝突へと発展> 8月29日昼

2022.09.01
中東徒然日記 酒井啓子

ウクライナ情勢をめぐる中東の悩ましい立ち位置

<ウクライナに国際社会の全面的な支援、同情が向けられていることに、中東のみならず非欧米社会は「ダブル・スタンダード」を見ている> 2月も終わ

2022.03.08
中東徒然日記 酒井啓子

「〇〇十周年」が重なった中東の2021年......9.11、ソ連解体、湾岸戦争、アラブの春

<アメリカのアフガニスタン撤退を機に、いま中東は近代では前例のない「超大国の不在」を経験しつつある> 今年も終わりに近づいている。 2021

2021.12.23
中東徒然日記 酒井啓子

第5回国会選挙が、イラク政界にもたらす新しい風

<有権者はベテラン議員にはもう期待せず、新人にしか期待できない> 先週から日本は、総選挙に向けた選挙戦に突入して賑やかな毎日が続いているが、

2021.10.20
中東徒然日記 酒井啓子

何が悪かったのか:アフガニスタン政権瓦解を生んだ国際社会の失敗

<大国の軍事力に代わる有効な「人道的介入」の方策を、国際社会が確立することは結局できなかった> 8月15日、ターリバーンがカーブルを制圧し、

2021.08.19
中東徒然日記 酒井啓子

東エルサレム「立ち退き」問題で激化する衝突

<イスラエル占領地の住民には、じわじわ悪化していく現実に対するフラストレーションがたまり続けている> イスラエル併合下にある東エルサレムで、

2021.05.12
中東徒然日記 酒井啓子

ローマ教皇のイラク訪問は何を意味するのか?

<教皇の目的は、イラクで見捨てられがちなキリスト教コミュニティーを見舞うだけではない> 3月5〜8日に行われたローマ教皇フランシスコのイラク

2021.03.11
中東徒然日記 酒井啓子

バグダードのテロ再び──テロ犠牲者の遺恨を体現した「フランケンシュタイン」は再来するか?

<バイデン米大統領の就任を受け、米軍撤退後のイラクを再び混乱に陥れようとISが動き始めた> 1月21日、イラクの首都バグダードの中心街で大規

2021.02.02
中東徒然日記 酒井啓子

バイデン政権誕生を後押ししたアメリカ人ムスリムの政界進出

<大統領選と同時に実施された5つの州の州議会選挙でムスリムの候補者が初当選した> トランプ米大統領が敗北宣言を出さないまま、アメリカでは次期

2020.12.03
中東徒然日記 酒井啓子

「自分たちは欧米研究者の下請けか?」自立を目指すアラブ人研究者たち

<先進国の多くの若手研究者が、現地の研究機関に調査費を支払ってデータ収集やアンケート調査を手伝ってもらう> コロナ禍で、その形態ががらっと変

2020.10.15
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特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

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