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トランプ支持者は、なぜ「ロシア疑惑」を許すのか
ですが、そうした「自由と民主主義」はアメリカだけのもので良く、他の世界はどうでもいいと思っています。むしろ、独裁者さえ「トップ交渉」で味方にできるのであれば、交渉相手は独裁国家の方が簡単でいいと思っています。移民や難民を迫害しても平気なのは、合衆国憲法の基本的人権は独立戦争や開拓で苦労した先人の末裔である「アメリカ市民」だけに適用されると考えているからです。
こうした異常な感覚が「アメリカ・ファースト」という発想の裏にあり、その発想から「プーチンという独裁者と対等に渡り合うトランプ」に対して喝采を送り、それを批判している政治家やメディアを「偽善者」と憎悪しているのです。
その意味で、今回の米ロ首脳会談というのは、いかにもトランプらしいものだったと言えるでしょう。反対派がいかに口を極めて批判しても、コアの支持者の大統領への信頼は揺らがないのです。
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