プレスリリース

第3回横浜国際映画祭 正式出品作品に決定!!映画「なっちゃん、オールアップです!」 in 隠岐の島

2025年04月28日(月)09時30分
2024年7月、早樋哲監督(29)のもとで制作がスタートした長編映画『なっちゃん、オールアップです!』が、第3回横浜国際映画祭 正式出品作品に決定しました。本作は、ろう者(耳の聞こえない)と聴者が一つのチームとなり、共に映画制作という目標に向かって取り組んだ作品です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/434649/LL_img_434649_1.png
なっちゃん、オールアップです!

撮影には俳優陣を中心に約30名が参加し、隠岐の島に滞在。地域の皆さまからの温かなご支援とご協力のもと、作品づくりが進められました。

ロケ地である隠岐諸島は、「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されており、壮大な自然が作品の魅力をより一層引き立てています。その美しさは、映像を通してご覧になる方の心にもきっと響くことでしょう。

劇中では、ろう者のキャストは手話で演技をしており、ろう者、聴者の台詞共に日本語字幕を付けています。聴こえる方も、聴こえない方も、それぞれの視点で楽しめる作品となっています。


【隠岐の島での撮影】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/434649/LL_img_434649_2.jpeg
隠岐の島での撮影風景1
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/434649/LL_img_434649_3.jpg
隠岐の島での撮影風景2
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/434649/LL_img_434649_4.jpg
隠岐の島での撮影風景3

【あらすじ】
人付き合いが下手でうだつのあがらない映画学科の美学生、藤原朔(サク)は同級生たちと自主映画を撮るために、島根県の隠岐の島へ行くことに。そこで出会った、ろう者の女子高生なっちゃんを映画に出演させることになり、聴者とろう者が共に作品を作り上げる挑戦が始まる。様々なトラブルを乗り越えながら、彼らの絆と成長を描いた青春ヒューマンコメディー。


【キャスト】
小松美桜・早樋哲・邉拓耶・藤本かえで・萩原悠・裕菜・村田零能・スワン・大木準也・中道景子・立花利恵子・黒柳雄太・時岡司・浅井みか・小沢奈緒・Charlie・春摘らむ・上野山圭治


【楽曲提供】
・主題歌『遠くなってく』
歌・作詞作曲:室田夏海(むろた・なつみ)島根県出身のシンガーソングライター。
・挿入曲『華麗なる蝶々』
演奏・作曲:きむやん デフ・ギタリスト(※デフ=ろう者)。


【イラスト】
中村一夫:ろう者。島根県隠岐の島町出身のイラストレーター。


【スペシャルコラボレーション】
MUSASHI:大阪府寝屋川市出身のパラアーティスト。
(公式サイト: https://musashi-ishitomi-art.com/ )


~障害の有無は関係ない、作品をつくることは尊重し合うこと~
芸術は、"聴こえる・聴こえない"という垣根を越えて人々をつなぎ、相互理解を深める力強い手段だと私たちは信じています。本作を通して、異なる文化や視点が交差し、より深く豊かな共感が生まれることを願っています。
また、一人ひとりの力は小さくとも、協力し合うことで大きな力となり、目標を達成できること。そして、どの挑戦も周囲の支えがあってこそ成り立つということを、この映画から未来を担う若い世代に届けられたら嬉しく思います。
(プロデューサー 池田めぐみ)


【公式SNS】
映画『なっちゃん、オールアップです!』の最新情報はこちらからご覧いただけます。
・Instagram : @nacchan_allup
https://www.instagram.com/nacchan_allup
・X(旧 Twitter) : @nacchan_allup
https://x.com/nacchan_allup
・YouTubeチャンネル: https://youtu.be/cJxpCQ92uAw


《第3回横浜国際映画祭》 正式出品作品に決定!
【上映情報】
・日時: 2025年5月6日(火)14:30~17:00
(上映 約120分+舞台挨拶 約30分)
・会場: シネマ・ジャック&ベティ/ベティ館
・詳細: 横浜国際映画祭公式サイト|作品ページ
https://yiff.jp/films/r5F7V3ot


【制作:株式会社 Dream Ship】
株式会社 Dream Shipでは、俳優たちに自由な作品づくりの場を提供し、自立した俳優を創出することに力を注いでいます。2019年からは、映画監督・映像ディレクターの立川晋輔氏の指導のもと、俳優たちが自ら映像作品を生み出しており、本作も、そうした取り組みの中から生まれた作品です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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