プレスリリース

高性能住宅メーカー「ウェルネストホーム」が新たに再生可能エネルギー最適化事業「SOLANES」始動 ~建物から排出されるCO2を削減し、脱炭素社会を実現~

2025年03月12日(水)12時15分
エアコン1台で1年中快適な住空間をキープする、超高気密・超高断熱住宅を開発提供している株式会社WELLNEST HOME(以下 ウェルネストホーム)は、この度、脱炭素社会の実現に向けて、新たに再生可能エネルギー最適化事業「SOLANES(ソラネス)」を始動させることをお知らせします。

これまで自社で建築した住宅にのみ導入していた独自開発のエネルギー自動制御システム「ハイオシステム」を、一般家庭向けにも提供を開始し、日本の脱炭素社会の実現を確かなものにし、その歩みを加速させていきます。
当社は、エネルギーの最適活用を通じて、脱炭素社会への移行を力強くリードし、持続可能な未来を築いていきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/429118/LL_img_429118_1.jpg
ソラネスイメージ

【「SOLANES(ソラネス)」とは】
「Solar = 太陽の太陽光線を利用した」 + 「Wellnest=良い・健康・巣(居心地のよい場所)」→太陽の力を利用し、 健康で居心地のよい場所づくりを実現します。
ソラネスでは太陽光発電システム、蓄電池の導入の際に、AI搭載の住宅エネルギー自動制御システムを設置します。これまで太陽光発電システムと蓄電池だけでは、余剰電力として売電していた電力を、家に誰もいなくても、AIが自動で宅内設備へ振り分けます。これにより宅内での電力消費をできるだけ自家発電から賄うことができるようになり、エネルギー価格が高騰する現代でも、電気代を気にせず快適で健康な暮らしを送ることができるようになります。当社はこのソラネス事業で日本の建物から排出されるCO2を削減し、脱炭素社会を実現します。

今後は、2027年末に3,000棟、2030年末に8,000棟への搭載を目標に、さらなる普及を進めてまいります。「ソラネス」を通じて、持続可能な未来の実現に貢献していきます。


【「ハイオシステム」とは】
5年の歳月をかけて独自開発した「ハイオシステム」は、太陽光発電システムによって発電した電気をAI制御することで、エネルギー消費を抑えながら効率的に活用できるシステムです。これによりこれまで余剰電力として売電していた電気を効率よく自家消費できるようになります。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/429118/LL_img_429118_2.png
ハイオシステム

【「ハイオシステム」導入メリット】
●電気代の削減:自家消費率を最大90%まで向上させ、電力の購入を最小限に抑えることが可能
●脱炭素化の促進:CO2排出量を大幅に削減し、環境負荷を低減(再生エネルギーシステム導入後、空調・給湯を自然エネルギーでまかないCO2を50~70%削減)
●電気代の削減:AIによる最適制御で電力消費を抑え、10年間で約829,983円の節約効果を実現
●補助金活用でお得な導入:東京都ではクール・ネット東京補助金を活用し、蓄電池10kWh+AI制御システムを導入し138万円の減額を実現
●資産価値の向上:エネルギー効率の高い住宅として市場価値が向上し、将来的な売却時にも有利
※自社建築等級7のご家庭データ参考

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/429118/LL_img_429118_3.png
ハイオシステムメリット

【脱炭素社会の実現に向けて】
日本政府は、2025年2月に「地球温暖化対策計画」を発表し、2035年までに温室効果ガスを2013年比で60%削減、2040年までに73%削減する目標を設定しました。また、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた「日本のNDC(国が決定する貢献)」を国連気候変動枠組条約事務局(UNFCCC)に提出しています。

■省エネルギー・エネルギー効率向上の推進
また、2025年4月以降すべての新築住宅で省エネ基準適合が義務化され、ZEH(※1)の普及を促進し、2030年までに新築住宅の6割以上をZEH化することを目標としています。これに伴い、各自治体が省エネルギー・再生可能エネルギー設備導入の補助金制度を設け、多くの企業や個人が補助金を活用しながらエネルギー効率向上を進めています。

しかし、日本の再生可能エネルギー設備は売電を前提とした運用が主流であり、電力の需給バランスや自家消費の最適化が十分に進んでいないのが現状です。

■エネルギーコストの上昇と自家消費の重要性
再生可能エネルギーの導入は進んでいるものの、売電価格は年々低下しており、2024年度の住宅用(10kW未満)売電価格は16円/kWh(※2)と、FIT(固定価格買取制度)開始当初と比較して大幅に減少しています。一方で、電力の買電価格は上昇傾向にあり、エネルギーコストの高騰が家計や企業の負担を増加させています。
このような状況の中で、自家消費率を向上させることが、エネルギーコスト削減と脱炭素社会の実現に向けた重要な鍵となります。

※1:ZEH(ゼッチ)とは

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/429118/LL_img_429118_5.png
ZEHマーク

「ZEH」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語です。建物の断熱性能を高めて、高効率な設備を導入することによって消費するエネルギーを少なくすることで「省エネ」を実現するとともに、太陽光発電などの再生可能エネルギーを創り出す「創エネ」によって、エネルギー収支が正味ゼロになることを目指した住宅のことをいいます。

※2出典:経済産業省資源エネルギー庁「再生可能エネルギーFIT・FIP制度ガイドブック2024」2024年3月発行


【「ハイオシステム」一般販売開始】
「ハイオシステム」は、2025年3月より一般家庭向けに提供を開始します。これまでウェルネストホームで建築された住宅のみに導入されていた本システムを、より多くの家庭にご利用いただけるようになりました。

〈発売概要〉
●提供開始日 :2025年3月12日
●対象 :再生エネルギー機器の導入を検討される一般の方
●申し込み方法:電話:0120-146-990
https://campage.jp/wh/haiot_system
※オンライン、またはお近くのモデルルームにて無料シミュレーションが可能です。


【SOLANES(ソラネス)とは】
「Solar = 太陽の太陽光線を利用した」 + 「Wellnest=良い・健康・巣(居心地のよい場所)」→太陽の力を利用し、居心地のよい場所へ。
ウェルネストホームが2012年から展開している高性能住宅づくりの技術を活かし展開する再生可能エネルギー最適化事業。太陽光発電システム、蓄電池、給湯、空調を統合管理する、エネルギーマネジメントの研究・開発事業を展開。当社が持つエネルギーの自動制御技術と改修技術で、日本の建物から排出されるCO2を削減します。


【WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)とは】
「未来の子どもたちのために」という理念のもと、エアコン1台で1年中快適な住空間をキープする、超高気密・超高断熱住宅を開発提供している住宅メーカー。
持続可能な社会の実現に向けて「長もち・省エネ・快適・健康」な戸建住宅や集合住宅を手がけ、持続可能なまちづくりプロジェクト「ニセコミライ」に参画し、内閣府地方創生推進室の「SDGs未来都市」に選定され、全国的にも注目されるプロジェクトとなっている。
独自のハウスブランドを複数展開し、現在は年間約100棟を販売する。全国に20箇所以上有するモデルハウスは「試住(お試し居住)」ができる珍しいサービスも展開している。
https://wellnesthome.jp/

社名 :株式会社WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)
代表者:代表取締役社長 中谷 哲郎
所在地:〒467-0006 愛知県名古屋市瑞穂区御莨町2-15-4
電話 :052-875-7737
設立 :2012年8月1日

公式YouTubeチャンネル 登録者数2.7万人突破!
※総再生回数778万回再生
https://www.youtube.com/channel/UCSnoSQjAEwXgjN0sihQiK1w/videos

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/429118/LL_img_429118_4.jpg
ウェルネストホームロゴ


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プレスリリース提供元:@Press
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