混乱続く兵庫県知事選、結局SNSが「真実」を映したのか?
今回のAIイラスト:メディアリテラシー、もとい、やじ馬根性が大事 AI GENERATED ART BY NEWSWEEK JAPAN VIA DALL-E3
<公選法違反をめぐる紛糾も続くなか、そもそも「テレビや新聞はダメでSNSに真実がある」という二項対立の問題点を時事芸人のプチ鹿島さんは指摘します>
兵庫県知事選は斎藤元彦氏が再選を果たした。知事選の原因となった内部告発問題などが当初注目されたが、選挙戦では「前職の斎藤氏、再選へ猛追 兵庫県知事選情勢」(共同通信11月9日)という展開になった。
この記事へのコメントで選挙コンサルタントの大濱崎卓真氏は、告示後は選挙報道の公平性が問われることから「従来型の報道によるネガティブな流れは止まり、一方でSNSや動画といった新しいメディアでは斎藤候補に関するポジティブな情報が多く流れた」と解説していた。
斎藤前知事についての時系列が報じられると自動的に斎藤側に「ネガティブ」になってしまう。ところが選挙期間中になると公平、中立を掲げてテレビは候補者について詳しく扱わなくなる。その間隙を突きネットでは知事選の「真実」が自由に展開される。選挙期間中にテレビが萎縮する問題がこんな結果になるとは。
なぜニュースを見るのか。私は「理不尽な目に遭っている人」を知るためだと思っている。斎藤知事側にパワハラや公益通報者つぶしに遭った側は当然理不尽だと思ったのだが、「既得権益」に対して一人で闘い、メディアにいじめられている知事こそが被害者だ、と考える人も多かったということなのだろう。
韓国「戒厳令・弾劾騒動」に至るまでの歴史を振り返る映画4選 2024.12.30
混乱続く兵庫県知事選、結局SNSが「真実」を映したのか? 2024.12.03
就任のはるか前から「ブレブレ」だった石破首相...今後を占う「野球」エピソードとは? 2024.11.01
朝日新聞の自民党「裏金」報道は優れた「スクープ」なのか? 2024.09.30
パリ五輪で横行した選手への誹謗中傷とメディアの罪...解決の糸口は「故郷」にあり 2024.08.23
検事長の定年延長問題に見る、日本の民主主義が「カミワキ頼み」な現状 2024.07.12
今回の東京都知事選を「イロモノ」の祭典にしないために必要なこと 2024.06.18
-
港区 営業アシスタント「海外ネットワークを持つ外資系総合商社」フレックス/残業月10h/年休120日
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド
- 東京都
- 年収500万円~550万円
- 正社員
-
一般事務/メーカー 残業なし/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
貿易事務/流通関連 駅チカ/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
経験5年必須/プリセールス/年商250億円企業/リモート可/外資系企業
SAI DIGITAL株式会社
- 東京都
- 年収400万円~750万円
- 正社員