- HOME
- コラム
- パックンのちょっとマジメな話
- 警官を見たら殺し屋と思え? アブなすぎるアメリカの…
警官を見たら殺し屋と思え? アブなすぎるアメリカの実態
しかしながら。Officer Down Memorial Pageによると、この5カ月間で実際に現場で撃ち殺された警察官は全米で14人。もちろんこの数字も悲劇的だ。警察官は1人も死なないでほしい。でも前述の通り、同じ期間に殺されている民間人は385人に達する。そのうち16人は丸腰だった。警察官より、警察官に相対する民間人のほうが危険なのだ。
どうしてこんなことになってしまったのか。理由のひとつに、この数年で警察の訓練内容が変更したことが挙げられる。
以前は銃を使うときは Shoot then Assess(撃って判断する)というのが基本だった。これは必要なときに1、2発撃って、撃つのを止めて状況を見るということ。しかし、最近は Shoot and Assess(撃ちながら判断する)に基本が変わったという。
つまり状況を見る間もずっと打ち続けるのだ。1、2発ではなく、何発も撃つことになる。撃ちながらでは、状況判断能力も下がるだろう。運転中の携帯電話と同じく、「ながら」運転はやはりアウトなんじゃないかな。
これも含めて、アメリカの警察の訓練を直さないといけない。shoot and assessより、以前の shoot then assessの方がまだ「まし」だ。だが、それよりも assess then shoot(判断してから撃つ)、さらには assess then don't shoot(判断して撃たない)としていただきたい。
その日が来るまでは、しばらく安全な日本にいさせてくださいね。
トランプ氏が米ドルの「ライバル」である仮想通貨を推進してアメリカの「特権」を捨てる理由 2024.12.28
トランプを再び米大統領にするのは選挙戦を撤退したはずのケネディ? 2024.09.19
トランプがバイデンに与えてしまった「必殺技」...最高裁判決で無限の権力を手中に? 2024.08.06
討論会惨敗の米民主党がここから「仮病」で大統領選に勝つ方法 2024.07.01
謎のステルス増税「森林税」がやっぱり道理に合わない理由 2024.06.11
新生活の門出にパックンが贈る「ビーカーの尿、バイアグラ、厚切りジェイソン」の教訓 2024.04.04
-
港区 営業アシスタント「海外ネットワークを持つ外資系総合商社」フレックス/残業月10h/年休120日
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド
- 東京都
- 年収500万円~550万円
- 正社員
-
一般事務/メーカー 残業なし/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
貿易事務/流通関連 駅チカ/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
経験5年必須/プリセールス/年商250億円企業/リモート可/外資系企業
SAI DIGITAL株式会社
- 東京都
- 年収400万円~750万円
- 正社員