コラム

今年も化石燃料によるCO2排出量は「過去最高」に...「生きるか死ぬかの問題だ」WHO専門家がCOP29で警告

2024年11月20日(水)06時08分

「地球上の生命が絶滅するオムニサイドを回避せよ」

化石燃料産出国コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は元反政府ゲリラの出身。昨年のCOP28で参加理由について「私たちの社会は石油と石炭に依存しているのだから『大統領がそんな経済的自殺をするわけがない』と言う人がいるかもしれない」と語っている。

「しかしこれは経済的自殺ではない。地球上の生命が絶滅する『オムニサイド』を回避しようとしている。化石資本と生命との間で私たちは生命の側を選ぶ」とペトロ大統領は明言した。コロンビアは今年、国連生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)の議長国を務めた。

核兵器保有国が国連安全保障理事会常任理事国の5カ国だけでなく、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮に拡散し、有名無実化する核兵器不拡散条約ではなく、核兵器の全廃に向け、2021年に発効した核兵器禁止条約(TPNW)をモデルにすべきだとの声もある。

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プロフィール

木村正人

在ロンドン国際ジャーナリスト
元産経新聞ロンドン支局長。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃』(ウェッジ)、『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。
masakimu50@gmail.com
twitter.com/masakimu41

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