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ロシアと、大戦で敗れた「枢軸国」との明確な違い...プーチンが国際社会で「決して孤立しない」理由
モディ首相は「われわれはロシアとウクライナの紛争に関し定期的に連絡を取り合っている。問題は平和的手段によって解決されなければならない。一刻も早い平和と安定の確立を全面的に支持する。人道を優先し今後も可能な限りの支援を提供する」と釘を刺すのを忘れなかった。
ドル取引を減らし、西側の経済制裁の威力を減じるのがサミットの狙いだ。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は昨年と同様、サミットに出席、ウクライナや西側諸国を怒らせた。グテーレス事務総長は、ウクライナ侵攻は国連憲章違反とのお題目を繰り返すのが精一杯だった。
大戦で敗れた「枢軸国」とプーチンの違い
BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国から、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、エチオピア、イランを含むより広範なグループに拡大している。トルコやサウジアラビアも新規加盟を目指す。
第二次世界大戦で敗れた「枢軸国」日本、ドイツ、イタリアとプーチンの違いは石油・ガスなど天然資源のあるなしだ。原油価格が1バレル=10~20ドルに暴落しない限り、プーチンは安泰だ。ウクライナ戦争を継続できるし、国際社会で孤立することはない。
世界は今、ウクライナを軍事支援する西側50カ国以上と、ロシアを積極的に支援するベラルーシ、シリア、イラン、北朝鮮、中国。そしてインドや南アフリカ、ブラジル、トルコ、サウジアラビアなどの「第三勢力」に三分する。
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