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環境対策で中国に並ぶ「悪役」だったインド、なぜ一躍ヒーローに? 日本とここが違う
インドと日本の違い
「インドと日本の違いは」という筆者の質問にジャーマンウォッチのヤン・ブルグ氏は「インドと日本の国民1人当たりの排出量を比較すると、日本はインドの6倍程度だ。インドは再生可能エネルギーを拡大させようとしている。これに対して日本は福島原発事故後、再生可能エネルギーへの移行が進まなかったことが大きな問題だ」と答えた。
原発アレルギーが強い日本では「 原発ではなく、石炭やガスを使った火力発電に移行してしまった。またエネルギー使用量の削減も行われていない。日本はまだ脱炭素化への移行が始まったばかりの段階だ。もし日本がスピードアップを図ることができれば急速に前進することができるだろう」とブルグ氏は言う。
新気候研究所のニコラス・ホーナー教授は「日本は全く違う状況にある。国民1人当たりの排出量は多く、削減計画がテーブルの上にあるのは良いことだが、明確な実施政策を欠いている。日本は段階的に石炭を廃止しなければならないが、そのための計画がない」と厳しい。「私たちには残された時間がない。各国が迅速に政策を変えていくことが喫緊の課題だ」
「政策を変えるのは容易なことではないし、すぐに効果が現れるわけでもない。素晴らしい計画を持つことは良いことだが、それだけでは全く不十分だ。インドの排出量はまだ少ないが、上昇中だ。今年はたった1年で6%増えると試算されている。その傾向が続けば今後、順位が下がっていく恐れがある」(ホーナー教授)
日本は金融バブル崩壊後の「失われた30年」の間に、あらゆる面で世界から遠く取り残されてしまった。
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