コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

「草食性」新入社員に贈る、脱会社型の働き方革命

<「一流企業の終身雇用」から個人の資質重視へ――アベノミクスが失速した後の日本経済の処方箋> このところ、東京の街の交通量やスーパーの客数を

2018.04.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

熱狂なきロシア大統領選とプーチン時代の終焉

<経済の空洞化と核ミサイルの脅しは北朝鮮そっくり――トランプも安倍もかつての大国ロシアを過大評価していないか> 3月18日のロシア大統領選な

2018.03.27
外交官の万華鏡 河東哲夫

森友スキャンダルを元官僚が「霞が関」視点で読み解く

<おごれる官僚はなぜ政治家への忖度につまづいたのか......元外務官僚の筆者が語るスキャンダルの深層> 今回の森友学園事件では、「誇り高き

2018.03.22
外交官の万華鏡 河東哲夫

おごるアメリカ久しからず、頼りになるのは軍事だけ

<日本を守るどころか安全や生活を脅かす在日米軍。「自分だけが正しい」大国アメリカの沈没をどう受け止めるか> 20年前、ハーバード大学ケネディ

2018.03.10
外交官の万華鏡 河東哲夫

トランポノミクスの過熱で再来する、アメリカ「双子の赤字」危機

<国内支持者向けの大型減税を補う国債増発――プラザ合意前後同様のドル危機が世界を揺るがす> 85年9月22日、ジェームズ・ベーカー米財務長官

2018.02.24
外交官の万華鏡 河東哲夫

米ロ新冷戦の荒波で安倍外交は難破寸前

<超党派の米外交論文が上げた東西激突ののろし――プーチン頼みの北方領土問題解決に暗雲漂う> トランプ米大統領は17年12月に発表した国家安全

2018.02.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

単刀直入さと英語とはったり、河野外交は官邸主導を変えるか

<日本的誠実さが売りだった岸田前外相と対照的な新路線――自民党総裁選前の「ライバル」躍進に安倍首相の胸中は> この5年の日本外交で、安倍晋三

2018.01.20
外交官の万華鏡 河東哲夫

安倍首相が2018年に北朝鮮を電撃訪問すべき理由

<ニューズウィーク日本版12月26日発売号(2018年1月2日/9日合併号)は、2018年の世界を読み解く「ISSUES 2018」特集。グ

2017.12.26
外交官の万華鏡 河東哲夫

ニッポン製造業のマイナス材料は多いが、悲観一色ではない

<優等生的経営者の企業は軒並みダメ。しかし家電でも携帯電話でも、部品分野では日本の優位が続く> 日本の経済を支えてきたのは、製造業が稼ぐ富だ

2017.12.21
外交官の万華鏡 河東哲夫

米ロ中に引けを取らないベトナム外交のすごみ

<むやみな対立を避けながら無言のにらみを利かせる、敗戦国日本がならうべき対米戦勝国ベトナムのしたたかさ> 11月5日に初来日したトランプ米大

2017.12.16
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中