コラム

ベビーシッター代を半分にして食事の残り物をあげる、これっておかしいですか?

2021年05月26日(水)12時15分

PHOTO ILLUSTRATION BY YUKAKO NUMAZAWA, PHOTOS BY champja-iStock(WOMAN), JohnnyGreig-iStock(GIRL)

<隣に住む14歳のジューンに子守を頼んでいます。彼女の家は菜食主義ですが、ジューンは肉が大好き。私の作る韓国料理を持ち帰って学校のお弁当にしています。彼女の母からは報酬の代わりに食べ物をもらえないかと言われたのですが>

Q:新型コロナ危機でロックダウン(都市封鎖)が始まる前、隣に住む14歳のジューンに息子と娘のベビーシッターを頼んでいました。子守を頼むのは週2〜3回。放課後から夜になるので、夕食を作り置きしていました。

ジューンの弟には、肉や卵などへのアレルギーがあります。そのためもあって、彼女の家は厳格な菜食主義です。でも問題があるのは弟だけで、ジューンは私がいつも作る韓国料理を食べています(私は韓国料理店でシェフをしていました)。彼女は肉が大好きで、ロックダウンに入る何週間か前には、残った食事を持ち帰って学校のお弁当にしていいかと尋ねられました。私は構わないと答えました。

ロックダウンが解け、またジューンにベビーシッターを頼むことになりました。すると今度は彼女の母親から、ベビーシッター代は今までの半額でいいから食事の残り物をジューンのためにもらえないかと言われました。私はいつも作り過ぎるので、了承しました。でも夫は詐欺みたいなものだと反対し、最初に決めた料金を払った上で残り物を持ち帰ってもらうべきだと言います。向こうからの提案ですし、私は問題があるとは思いません。この取引はおかしいでしょうか?

── コロナ時代のベビーシッターに悩む母

プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ルペン氏に有罪判決、次期大統領選への出馬困難に 仏

ワールド

訂正-米テキサス州のはしか感染20%増、さらに拡大

ワールド

米民主上院議員、トランプ氏に中国との通商関係など見

ワールド

対ウクライナ支援倍増へ、ロシア追加制裁も 欧州同盟
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 9
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story