カーニー加首相、トランプ氏の自動車関税発言を批判 支持訴え

カナダのカーニー首相(右)は24日、カナダの自動車は不要だとし自動車関税の引き上げを示唆したトランプ米大統領の発言を批判し、28日の総選挙で支持を訴えた。写真は17日、討論会で撮影。左は保守党のポワリエーブル党首。代表撮影(2025年 ロイター)
Promit Mukherjee Rod Nickel
[ポートムーディ(加ブリティッシュコロンビア州 24日 ロイター] - カナダのカーニー首相は24日、カナダの自動車は不要だとし自動車関税の引き上げを示唆したトランプ米大統領の発言を批判し、28日の総選挙で支持を訴えた。
カーニー氏は選挙集会で、「トランプ氏はカナダへの攻撃を繰り返した。カナダが北米の自動車産業にいかなる役割も果たすことを望んでいないと発言した」と語った。
「従って私も明確にしておく。ここはカナダであり、ここで何が起こるかはわれわれが決める。昨日(の発言)は、米国との旧来の関係が終わったことを改めて示すものだ」と述べた。
CTVニュース、グローブ・アンド・メール紙、ナノスによる世論調査によれば、23日時点で自由党の支持率は42.9%、保守党は39.3%、新民主党(NDP)は7.2%だった。誤差はプラスマイナス2.7ポイント。自由党と保守党の差は3.6%ポイントと、前日の5.6ポイントから縮小した。
ナノスは「首相にふさわしい人物」としては依然カーニー氏が優勢だが、保守党のポワリエーブル党首が差を詰めていると指摘した。
アバカス・データが23日に発表した世論調査では、投票先を決めている有権者のうち、自由党支持は40%、保守党支持は37%だった。誤差はプラスマイナス2.3ポイント。自由党の支持率は先週から横ばいであるのに対し、保守党は1ポイント低下した。
世論調査通りの結果となれば、自由党は4期連続で政権を担うことになる。しかし、自由党は過半数の議席を確保できず少数与党となる可能性があり、その場合、政権運営で少数政党の協力を得る必要がある。
マニトバ大学のポール・トーマス名誉教授(政治学)は、保守党が選挙戦の中心に据えてきた物価高、犯罪、住宅危機といった問題に有権者の関心が再びシフトしている可能性があると分析した。
ポワリエーブル氏は24日、ノバスコシア州ハリファクスで記者団に対し、「物価上昇と犯罪増加の中で自由党に4期目を委ねる余裕はない」と述べ、電気自動車(EV)の販売義務付けを撤廃すると表明した。
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