中南米ではしか・黄熱病流行、国際機関はワクチン接種拡大訴え

4月24日、世界保健機関(WHO)の米州地域事務局である汎米保健機構(PAHO)のバルボサ事務局長は、今年は米州の一部で黄熱病と麻疹(はしか)のワクチンをためらう人々に接種を促すために近隣諸国との協力を目指していると述べた。コロンビア・ボゴタで2024年11月撮影(2025年 ロイター/Luisa Gonzalez)
[24日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の米州地域事務局である汎米保健機構(PAHO)のバルボサ事務局長は24日、今年は米州の一部で黄熱病と麻疹(はしか)のワクチンをためらう人々に接種を促すために近隣諸国との協力を目指していると述べた。
米研究者らも同日、米国での撲滅宣言から四半世紀が過ぎた今、はしかの再流行が重大な局面を迎えていると警告を発した。
バルボサ氏は「はしかは世界で最も感染力の強い疾病だ。各国が、推奨するはしか・風疹・おたふく風邪を防ぐ3種混合ワクチン(MMRワクチン)の接種率95%を維持する上で困難に直面しており、こうした国から来た患者から感染が広まりやすくなっている」と指摘した。
保健専門家によると、接種を受けられない生後6カ月未満の乳児などを感染から守るためには、人口の95%以上が接種を受ける必要がある。
PAHOは米州6カ国ではしかの発生を確認。年初来の患者数は2313人で、前年同期の215人から大幅に増加している。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国では今年に入ってはしかの流行が十数件確認され、少なくとも800人が感染した。黄熱病の患者も今年に入って増えており、4カ国で189人が感染し、74人が死亡した。
バルボサ氏は「PAHOはワクチン接種を促すとともに定期予防接種を強化し、ワクチン使用を広げることでこうした疾病に立ち向かっている」と強調した。
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