プーチン氏とゼレンスキー氏の双方と取引可能=トランプ氏

トランプ米大統領(写真右)は4月23日、ウクライナ戦争を終わらせるため、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領(左)の双方とディール(取引)ができると考えていると述べた。2月28日、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、ウクライナ戦争を終わらせるため、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の双方とディール(取引)ができると考えていると述べた。
ウクライナ大統領と協力するのは想定以上に難しいとも語った。他の政権高官もこれに先立ち、合意は依然として難しく、迅速な進展がなければ米国は和平交渉から手を引く可能性があると述べた。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し「ロシアは準備が整っていると思うし、多くの人がロシアは全面的にやりたがっていると言っていた。ロシアとの取引はあると思う。われわれはゼレンスキーと取引をしなければならない」と説明。「ゼレンスキーと取引する方が簡単だと思っていた。今のところ(思っていたよりも)難しくなっている。しかし、双方と取引ができると思う。私は節約を考えているし、われわれは多くのお金を費やしたためそう願っているが、これは多くの人々に関することだ」と語った。
クリミアを正式にロシア領と認めるという米国の対ウクライナ提案についての質問には直接答えず、自身はウクライナとロシアのどちら寄りでもなく、ただ戦争が終わることを望んでいると述べた。