モスクワ郊外の軍事基地の砲弾爆発、「徐々に収束」＝州知事

[２３日 ロイター] - ロシア首都モスクワの東に位置するウラジーミル州の軍事基地で２２日に発生した火災による砲弾の爆発は徐々に収束していると、アブデエフ州知事が２３日明らかにした。

知事は調査が必要だとし、周辺の学校と企業は閉鎖され、道路は封鎖されたままだと説明した。

モスクワから東に約９０キロメートル離れたキルジャチ地区にある基地の貯蔵エリアで弾薬が燃え、砲弾が爆発したという。４人が負傷し、近隣に住む約４５０人が避難を余儀なくされた。

ロシア国防省は２２日、火災は安全要件違反が原因で、倉庫に保管されていた弾薬が爆発したと発表した。