対米通商協議、互恵的な解決につながると予想=韓国大統領代行

4月22日、韓国の韓悳洙大統領代行(写真)は閣議で、今週行われる米国との通商協議で互恵的な解決に向けた道が開かれるとの見方を示した。3月代表撮影(2025年 ロイター)
[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の韓悳洙大統領代行は22日の閣議で、今週行われる米国との通商協議で互恵的な解決に向けた道が開かれるとの見方を示した。
崔相穆企画財政相と安徳根産業通商資源相は米東部時間24日午前8時にベッセント財務長官、グリア通商代表部(USTR)代表と会談する。
崔氏は出発前にソウルの空港で記者団に対し、韓米同盟を強化する話し合いの「扉を開いて」帰国することを目指すと語った。
産業通商資源省は声明で、通商協議の議題は「米国と調整中で、確定していない」と説明した。
韓国の毎日経済新聞は21日、中国との貿易を抑制する米国の取り組みに韓国が加わる案を巡る議論が議題に含まれると、明確な情報源を示さずに報じた。
また、トランプ米大統領は以前、在韓米軍を巡る防衛費分担も協議の一環になると言及している。韓大統領代行は21日、米側との交渉は容易ではないかもしれないと述べた。