ゼレンスキー氏、民間施設攻撃停止実現に「あらゆる形式の協議」の用意

4月21日、ウクライナのゼレンスキー大統領(写真)間施設への攻撃を終わらせる提案を堅持しているとし、実現に向けあらゆる形式の協議に応じる用意があると述べた。4月15日、キーウで撮影(2025年 ロイター/Nina Liashonok)
[21日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、民間施設への攻撃を終わらせる提案を堅持しているとし、実現に向けあらゆる形式の協議に応じる用意があると述べた。
ゼレンスキー氏は「ウクライナは民間施設を攻撃しないという提案を維持している。これに対するロシアの明確な回答を期待している」とし、「実現に向けいかなる形式の対話にも応じる準備ができている」と述べた。
また、ウクライナ代表団は23日にロンドンで英国、フランス、米国の代表団と協議を行うと表明。「最優先の課題は無条件の停戦を推進することだ。これが出発点でなければならない」とし、「無条件の停戦を実現し、その後に真の永続的な平和を確立するために、可能な限り建設的に前に進む準備ができている」と語った。
このほか、英国のスターマー首相と「良好かつ詳細な会談」を行ったことも明らかにした。
ロシアのプーチン大統領はこの日、イースター(復活祭)に合わせて自身が宣言したウクライナとの一時停戦期間が終了した後もさらなる停戦に応じる用意を示したほか、ウクライナとの二国間協議の可能性も提案した。