エクアドル大統領選、右派現職ノボア氏勝利 対立候補は再集計要求

4月13日、南米エクアドルで任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、現職の右派ノボア大統領(37・写真)が左派のルイサ・ゴンサレス元国会議員に予想以上の差をつけて勝利した。写真は同日、サンタエレナで撮影(2025年 ロイター/David Diaz Arcos)
Alexandra Valencia Yury Garcia
[キト/グアヤキル 13日 ロイター] - 南米エクアドルで13日、任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、現職の右派ノボア大統領(37)が左派のルイサ・ゴンサレス元国会議員に予想以上の差をつけて勝利した。選挙管理当局が発表した。
ゴンサレス氏は結果を受け入れないとし、再集計を要求。支持者らを前に「エクアドル史上最悪で最もグロテスクな選挙不正だ」と述べた。
開票率93%の段階で得票率はノボア氏が55.8%、ゴンサレス氏が44.1%で、100万票以上の差となった。
2月の第1回投票はノボア氏がゴンサレス氏にわずか1万6746票差で首位だった。
ゴンサレス氏を支持した左派のコレア元大統領は、「あり得ない」結果だと交流サイト(SNS)に投稿した。
一方、ノボア氏は支持者に謝意を示した上で、自身の勝利に疑いの余地はないと述べた。