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独ZEW景気期待指数、4月は-14.0 ウクライナ侵攻以来の急落

2025年04月15日(火)18時48分

4月15日、 欧州経済センター(ZEW)が発表した4月のドイツ景気期待指数はマイナス14.0となり、3月の51.6から急落した。フランクフルトで2022年7月撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

Maria Martinez

[ベルリン 15日 ロイター] - 欧州経済センター(ZEW)が15日発表した4月のドイツ景気期待指数はマイナス14.0となり、3月の51.6から急落した。米国の関税がもたらした不確実性により、ロシアが2022年にウクライナに侵攻して以来、最も大幅な落ち込みを記録した。

ロイターがまとめたアナリスト予想は9.5だった。

ZEWのワムバッハ所長は、米国の貿易政策の不規則な変化が重くのしかかっていると指摘。「相互関税が世界貿易に及ぼす影響だけでなく、その変化の大きさが世界的な不確実性を高めている」と述べた。

現況指数はマイナス87.6からマイナス81.2に改善した。

ロイター
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