公邸放火の容疑者、ガザ巡る米ペンシルベニア州知事の姿勢に不満

米東部ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(左)とその家族が就寝していた公邸に放火したとして起訴されたコーディー・バルマー容疑者が、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡るシャピロ氏の姿勢を理由に犯行に及んだと供述していることが分かった。13日撮影(2025年 ロイター/Commonwealth Media Services)
[16日 ロイター] - 米東部ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事とその家族が就寝していた公邸に放火したとして起訴されたコーディー・バルマー容疑者が、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡るシャピロ氏の姿勢を理由に犯行に及んだと供述していることが分かった。16日に公表された捜索令状に記されていた。令状などによると、バルマー容疑者は13日の放火について自ら通報。警察に対し、ユダヤ人のシャピロ氏がガザでの戦争をけしかけていると考え、「友人たちが殺されるのを止めなければならない」と話した。同容疑者はハンマーでシャピロ氏を襲う計画だったという。