ウクライナ和平合意、市場は70%の確率と予想=ゴールドマン

4月8日 米ゴールドマン・サックスは、ウクライナ和平合意の確率が70%と債券市場でみられており、トランプ氏が米大統領選に勝利した昨年11月から大幅に上昇していると指摘した。写真は7日、ウクライナ東部ドネツク州で撮影(2025年 ロイター/Oleksandr Ratushniak)
[モスクワ 8日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは、ウクライナ和平合意の確率が70%と債券市場でみられており、トランプ氏が米大統領選に勝利した昨年11月から大幅に上昇していると指摘した。
ゴールドマン・サックスは顧客向けノートで「われわれのモデリングによると、現在の和平合意に対する市場の織り込みは、米大統領選前の50%以下から、現在は70%前後になっている」と述べた。
ただ、2月に付けたピークの76%からはやや低下しているという。
トランプ氏は3年以上にわたるウクライナ紛争を終わらせたい考えだが、ロシアのプーチン大統領は先月、米提案を基本的に支持するが、重要な条件が明確になるまでは戦闘の一時停止に応じられないと述べた。