イスラエル軍のガザ南部空爆でパレスチナ人記者死亡=医療関係者
Nidal al-Mughrabi Hatem Khaled
[ガザ/カイロ 7日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザ南部のハンユニスで7日、イスラエル軍の空爆が地元メディアのテントを直撃し、パレスチナ人ジャーナリスト1人が死亡、9人が負傷した。医療関係者と現地の記者組合が発表した。
映像には7日未明、ハンユニスのナセル病院の敷地内にあるテントが燃え、消火や救助にあたる人々の姿が映っていた。
ロイターは、近くの建物やテントの位置、レイアウト、デザインから映像が本物と確認でき、日付はメディア報道などで確認できた。
イスラエル当局はコメント要請に回答していない。
ガザの医療関係者によると、空爆でもう1人のパレスチナ人も死亡した。
パレスチナ・ジャーナリスト・シンジケートによれば、今回の記者の死亡を含めると、2023年10月以降のイスラエルによるガザでの作戦によって死亡したジャーナリストの数は210人を超えた。
地元の保健当局によると、イスラエル軍の攻撃で、7日にガザ全域で少なくとも10人のパレスチナ人が死亡した。