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非OPECプラス産油国、ブレント下落で生産鈍化へ GSが試算

2025年03月25日(火)09時03分

 3月24日、 米ゴールドマン・サックスは同日付リポートで「OPECプラス」に加盟していない産油国の向こう12カ月の生産量は、北海ブレントが1バレル=70ドル超の場合、価格が10ドル下落するごとに日量約30万バレル伸びが鈍化するとの見通しを示した。テキサス州ミッドランドの油田で2月撮影(2025年 ロイター/Eli Hartman)

[24日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは24日付リポートで「OPECプラス」に加盟していない産油国の向こう12カ月の生産量は、北海ブレントが1バレル=70ドル超の場合、価格が10ドル下落するごとに日量約30万バレル伸びが鈍化するとの見通しを示した。

北海ブレントが60ドルならば、2026年のOPECプラス非加盟産油国生産量の伸びは日量105万バレルから60万バレルに、50ドルではさらに10万バレルにそれぞれ縮小する見込みという。

ゴールドマンは、これら生産量下押しの影響が今度は価格を下支えすることになると指摘した。

米国のシェールオイル生産の伸びは、北海ブレントが70ドル超なら10ドルの下落ごとに日量20万バレル、50―70ドルなら50万バレル鈍化するだろうという。

ロイター
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